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【シングルファザー議員から父子家庭の現状を聞く】


がんで配偶者と死別され、二人の男の子を育てられている井上耕志調布市議をお呼びし、子育てや仕事と家庭との両立について、学校や保護者との情報共有や相談先など、母子家庭と同様の現状をお聞きしつつ、男性社会のなかで、子育てを理由とした仕事や付き合いなどをセーブすることへのまわりの理解、苦手な家事や手が回らない時の実家からのサポート、仕事の支えとしてパートナーの存在がいないこと、こどもへの心のケアの必要性など、母子家庭との現状とは、違う角度からみることができた課題もありました。
さらには、男性はどのようなところに相談したり、悩みをうちあけるのか、(うちあけないのか)、経済的に困窮していない場合の行政との関係との希薄さをどうするか、父子家庭ならではの課題への支援について、アプローチ手法や工夫も、引き続き、研究していく必要を感じました。
改めて、共通の悩みと、異なる状況があることを理解しましたが、ジェンダーバイアスによって、父子家庭が生きづらく感じていることはないかも考える必要があると感じました。
来月には、さらに様々な声をお聞きするため、シングルファザーさんとの意見交換会を実施するほか、アンケート調査を実施する予定です。

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