まるでスマホな読書専用端末BOOX Palmaがたまらない。

ついに、購入しました。

「BOOX Palma」

スマホに見えて、スマホじゃない。

BOOX Palmaはまるでスマホな「電子書籍リーダー」です。

スマホみたいで、スマホじゃない。

でも、Androidを搭載していて、KindleやKoboに比べると、できることが断然多くて自由度が高い電子書籍リーダー。

そんな刺さる人にしか刺さらなさそうなニッチな製品ですが、
僕にはブッ刺さりました。

SNSで見かけてから数ヶ月購入検討しましたが、ついに購入しました!

今回は実際に購入して1週間ほど触ってみて感じたことを紹介していきたいと思います。

BOOX Palmaの気に入っているところ

僕がBOOX Palmaの気に入っているところは

  1. 小型かつE-ink端末とは思えないサクサク動作

  2. Google Playストア対応で自由度が高い

  3. でも、ある程度できることは限られている

  4. 痒いところに手が届く物理ボタン類

  5. 全ての電子書籍プラットフォームをこれ1台で楽しめる

大きく以上の5点です。

小型かつE-ink端末とは思えないサクサク動作

まずBOOX Palmaの最大の魅力は

「小型・E-ink・サクサク」でしょう。

小型かつ重量も170gと軽量なので、寝転がりながらの利用はかなり快適です。

そしてE-ink端末なので目に優しい。
風呂上がりはスマホからBOOX Palmaに変わったことで、睡眠の質は上がったように感じます。

スマホサイズな電子ペーパー端末というだけで、小型ガジェット好きな僕はワクワクしましたが、さらに驚いたのが動作がサクサクです。

もちろんスマホには到底敵いませんが、電子書籍リーダーとしては驚異の書き換えスピードに感じました。(しかも、書き換えスピードの調整が各アプリごとに設定できるのもGood)

Google Playストア対応で自由度が高い

BOOX PalmaがKindleや楽天Koboと大きく違う点がAndroid搭載でGooglePlayストアが使える点です。

そのため様々なアプリをダウンロードできます。

特に僕が電子書籍リーダーでやりたかったAmazon musicで音楽を聴きながらKindleアプリで読書BOOX Palmaでようやく叶えられました。

でも、ある程度できることは限られている

先ほどGooglePlayストアに対応しているので、なんでもできて最高!と書きましたが、
BOOX Palmaはあくまでも電子ペーパーなので「ある程度できることは限られている」というのもポイントです。

例えば、BOOXPalmaでゲームや動画アプリも使用できますが、実用性は正直ありません。ゲームや動画はスマホやタブレットで利用した方が確実に良い体験が得られます。

このようにBOOX PalmaはGooglePlayストアからなんでもダウンロードできるんだけどあくまでもE-ink端末なので、やっぱり読書に集中できるんです。

できることとできないことのバランスがとても良い。

ここが「スマホでいいじゃん」と思っている人にも読書端末としてBOOX Palmaを推したいポイントです。

痒いところに手が届く物理ボタン

物理ボタンでページめくりができるのは、電子書籍リーダーとして嬉しいポイント。

設定することで音量ボタンをページめくりボタンやスクロールボタンに変更できます

しかもアプリごとにボタン割り当てを変えられます。

だからKindleはページめくりとして使い、ブラウザではスクロールボタン、その他アプリでは音量ボタン、といった使い方が設定できるのも嬉しいポイント。

また、ファンクションボタン搭載なのも嬉しい。

ファンクションボタンは3つの機能を割り当てることができます。

僕は

  1. 短押し:画面リフレッシュ

  2. 2回短押し:スクショ

  3. 長押し:ホーム画面へ

と設定しています。

これ、何気に便利で気に入りました。

特に画面を簡単にリフレッシュさせてあげられるので、読書への集中も途切れにくくなって良いです。

全ての電子書籍プラットフォームをこれ1台で楽しめる

BOOX PalmaはAndroid搭載でGooglePlayストアに対応しているため、全てのプラットフォームを利用できるのがかなり嬉しいところ。

KindleやKoboには真似できない部分がここだと思います。

他にもピッコマ、ジャンプ+などの漫画アプリも利用可能です。

これもBOOX Palmaにして良かったと思える点になりました。

BOOX Palmaの惜しいところ

購入して実際に使ってみてかなりお気に入りのデバイスになったBOOX Palmaですが、
もちろん「もう少しだな」と感じる惜しい点もいくつか感じています。

ここからはBOOX Palmaの惜しい点について紹介していきます。

今感じている「惜しいポイント」は以下の2点です。

  1. 価格の高さ

  2. 設定の煩雑さ

価格の高さ

一番のネックは「価格」です。

電子書籍リーダーとしては高額な¥46800(税込)です。

その分、読書に特化して考え抜かれたプロダクトなので、

買って使ってみれば値段以上の価値を、僕自身は感じることができましたが、

買うまでの一歩がなかなか踏み出せなかったのも正直なところです。

設定の煩雑さ

これは意外な落とし穴に感じたところでした。

BOOX Palmaを紹介している数々のインフルエンサーさんや記事を読んでもほとんどそう言った情報は出てこなかったので、実際に使うまでわからなかったのですが、

設定が難しいです。

僕が最初に躓いたのは「Kindleで音量ボタンをページめくりボタンに割り振る設定」です。

BOOX Palmaの設定アプリから音量ボタンの割り当て機能の変更ができるのですが、Kindleの場合はKindleアプリから設定を行わないとなぜかページ送り機能が割り当てられません。(しかも、この時BOOX Palmaの音量ボタンの割り振り機能は「音量」のままにしておかなければいけません。)

これは一例で他にも設定がややこしいなと感じる部分が結構あります。

この辺りの情報もネットには少なめなので、そのあたりのヘルプ機能や情報の充実に期待すると同時に、もう少しわかりやすい設定方法にアップデートされることを期待しています。

まとめ:隠れた名デバイスの予感

ということで、今回はまるでスマホな電子書籍リーダー「BOOX Palma」の気に入っているところと惜しいところを紹介してきました。

結論、かなり気に入っているデバイスです。

できることが他の電子書籍リーダーよりも幅広く、でもしっかり電子書籍リーダーとして読書に特化されているデバイスです。

価格の高さもあり、多くの方に刺さるデバイスではないかもしれませんが、電子書籍好きな方には結構ブッ刺さる名デバイスだと感じています。

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