見出し画像

【月間1万PV】noteでPV数・ビュー数を増やす方法

noteをはじめて1年を経過し、記事数は50、月間ビューは1万を超えました。日頃、記事をご覧いただいているみなさま、ありがとうございます!
今回は、今月のnote運営を振り返りつつ、noteのPV数の増やし方に関する記事を執筆します。



(1)noteのPV数の増やし方

noteは、ユーザーが自由に文章を書くことができるプラットフォームです。他のSNSと比べて、自分(クリエイター)の思いつくままに想いを書ける自由性がnoteの醍醐味と言えます。
本稿では、その過程で学んだ、PV数の増やし方に焦点を当てて解説します。

(2)noteの現状とポテンシャル

①月間アクティブユーザー数

「note」は、2023年11月末時点で会員登録者数が約733万人、月間アクティブユーザー数は約5,145万人というメディアプラットフォームです。
比較として、他のSNS月間アクティブユーザー数は以下の通りです。

【他のSNSの月間アクティブユーザー数】
・Twitter(X):約6,700万人
・Instagram:約3,300万人
・Facebook:約2,600万人

noteは、他のSNSプラットフォームと比べても、十分に大きな規模を持っていることがわかります。

②主要SNSプラットフォームの上位TOP10フォロワー

一方、YoutubeやX(twitter)などその他主要SNSプラットフォームとのフォロワー数を比較すると、桁が二つ、三つ違うため、noteでフォロワー数を獲得することの難しさが分かります。そしてこれは、PV数獲得の難しさにも通じます。

主要SNSプラットフォームの上位TOP10フォロワー

③同一インフルエンサー比較

また、noteトップインフルエンサーのフォロワー数と、同一人物のX(twitter)のフォロワー数の比較です。桁が一つ違うことが分かります。

同一インフルエンサーのnoteとX(twitter)のフォロワー比較

理由として、例えば、以下のような点が挙げられると思います。

  • note運営者が目指しているコンセプト・方向性

  • マネタイズ方法の違い(noteは、PV数ではなく、有料記事やメンバーシップの形で収益化)

  • 基本的に、日本限定のプラットフォームであること

「フォロワー数が増えないな~」とモチベーション維持が難しい方がいらっしゃるかもしれませんが、他のSNSと比べて1桁、2桁の違いがあることを考慮すると、定量的には、以下の見方もできると思います。

  • noteの100フォロワー➡Xに換算すると、1,000(10,000)フォロワーに匹敵

  • noteの1,000フォロワー➡Xに換算すると、10,000(100,000)フォロワーに匹敵

(3)noteの利用プラン

noteの利用プランは大きく以下の3つに大別できますので、まずは把握ください。

■無料プラン
・誰でも無料でアカウントを開設してコンテンツを作成可
・ただし、使える機能は限定
■noteプレミアム
・クリエイター向け有料プラン
・予約投稿や月額制で記事販売機能などが使用可能
・月額550円(税込)
note pro
・法人や自治体向けの有料プラン
・無料プラン、noteプレミアムより多くの機能を利用可
・月額55,000円(税込)

【noteの機能詳細】

noteのHPより抜粋

(4)noteのデータアナリティクス機能

①「無料プラン」、「noteプレミアム」のケース

noteのダッシュボード機能では、各記事ごとのPV数やスキ数は確認できますが、その他の詳細な情報は分かりません。

そして、高度な分析機能を導入するためにはnote proへの加入が必要ですが、月額5.5万円(税込)と高額であるため、通常は導入が難しいです。

②「note pro」のケース

noteのダッシュボード機能では、以下のように詳細な情報を取得することができるようです。料金のハードルが無ければ、ぜひ使いたいですね💦

noteのHPより抜粋

このように、個人クリエイターの場合は、「無料プラン」、「noteプレミアム」のケースが大半であり、詳細なデータ分析を実施できない現状があります。

(5)noteにおける「PV」と「スキ」の考え方

「無料プラン」、「noteプレミアム」のケースでは、「全体ビュー(※)」と「スキ」が主な定量指標になります。
実際には、「全体ビュー = PV数」ではありませんが、本記事では、分り易さの観点から、そのように表現しています。

(※)「全体ビュー」=「記事ページの閲覧」+「タイムライン上の表示」

noteでは、「スキ」は基本的に、会員登録者733万人から生じ、PV数は、国内インターネットユーザー1億人から生じます

よって、PV数を伸ばす場合は、SEOを意識し、検索上位表示させ、note未登録者のPV数を増やすことが重要です。

また、「スキ」の数に目が行きがちですが、「スキ」ボタンだけ押されて、肝心の中身の記事が読まれていないケースも多いと思います。

例えば、スキ率(スキの数 ÷ PV数)が高い場合は、note登録者(主にフォロワー)からのスキは一定獲得できているが、外部検索でのヒット(PV)が少ないことも示唆します。

一方、スキ率が低い場合、note登録者(主にフォロワー)以外の外部ユーザーからのPVが多いと捉えることもできます。

つまり、PV数を伸ばす場合は、noteの会員登録者733万人ではなく、SEOを意識し、googleやYahoo!などの検索エンジンに上位表示させることでnote未登録者のPV数を増やすことを意識するとよいです。

至極当然の話のように聞こえると思いますが、この考え方は、PV数を高める場合は、意識することが重要です。

(6)【PV数の高め方】note外の検索エンジン経由のユーザーの獲得

事例を用いて、深堀りして解説します。
例えば、日本における起業数が知りたい方が、「起業数 日本」と検索するケース。

Yahoo!検索サイトでは、記事公表から約2週間で上位5番目に表示され、記事公表から約1ヶ月で2番目に表示されています。

このように、大手検索サイトですぐに上位表示される理由は、note自身のドメインパワーがとても強いことにあります。

アクセスSEO対策ツールズより抜粋
ドメインとサブディレクトリ

例えば、「たくさんのお客様を早く集客したい!」と思った場合、以下のいずれを選択すべきかは明白です。

  • 銀座の一等地ビルで商売を始める場合(noteのプラットフォームを利用)

  • 辺鄙な田舎のアパートで商売を始める場合(例:一からプラットフォームを制作)

そして、note外の検索エンジン経由のユーザーを増やすためには、
他のSNS運用と同じように、質の高いオリジナルコンテンツを提供すると共に、SEO対策に力を入れ、タイトル、見出し(検索ワード)、ハッシュタグを最適化し、検索エンジンに上位表示される工夫が必要です(これらの具体的な手法の説明は、今回は割愛します)。
ちなみに私は、検索ワードのリサーチは、Ubersuggestを活用しています。

(7)【参考】Xなど他のSNSでの拡散

その他、noteの記事をその他SNSで積極的に拡散することで、PV数を増やすことができます。特に、不特定多数へ大きく拡散させる場合には、X(旧Twitter)が最も有効性の高い SNSツールだと思います。
その際、効果的な投稿文を作成し、最適なタイミングで投稿しましょう。

具体的には、例えば、以下のような流れで、noteへの流入を増やします。

①noteの投稿内容の一部をX(twitter)で投稿

②リツイートされ拡散する

③noteが閲覧される

ただし、これは、一過性のPV数増加と言えます。

その他、noteの公式マガジンに選ばれることなどいくつかの手法がありますが、noteのプラットフォーム外へ拡散するアクションではありません(執筆モチベーションを高める効果は絶大ですね)。

(8)まとめ

PV数を大きく増やすには、note外の検索エンジン経由のユーザーを獲得することが重要です。
そのために、SEO対策に力を入れ、タイトル、見出し(検索ワード)、ハッシュタグを最適化し、質の高いオリジナルコンテンツを提供することが鍵となります。また、ビジュアルコンテンツの活用、定期的な発信、SNSでの積極的な拡散も効果的です。

一方で、記事を執筆する際に、ただ単にPV数を増やすことに固執してしまうと、本来の目的を見失うことになりかねません。
目先の数字に惑わされず、一つ一つの投稿に真心を込めていくことが、長期的には、より大きな価値を生み出します個々の記事が個人の成長の蓄積となり、それが総合的な魅力へとつながると思います。

"継続は力なり"

AIやデジタルツールが効率性を高める一方で、noteは人間らしいつながりを大切にし、それが創作の質を高める要因となっています。
この、人間主体のアプローチは、デジタルと人間性が融合する新しい時代において、より大きな価値を持つと思います。

今回は、PV数増加に焦点を当てましたが、
人それぞれのnoteの価値を見出して欲しいです。

以上、ご参考にされてください。

X(Twitter)もぜひフォローしてください!

いいなと思ったら応援しよう!

公認会計士・藤田崇紘
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!

この記事が参加している募集