くろ子

なりふり構わず脳内整理。

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「一生一つ思考」から脱すると、自分の人生を本に見立てることになった。

一つのことに囚われがちな自分へ、心が軽くなる思いつきを残しておく。 就活をしていて私が潜在的に意識してしまうことは、その仕事がずっと存在しているか、私がそこで飽きることはないかということと、定年退職している自分のイメージだ。 今の世の中には、複数の仕事を掛け持ちしている人や職を転々としている人が多くいることは承知しているが、田舎で親や周りの大人たちが一つの仕事を定年退職するまで続けている環境で育ったため、意識せずとも気にかけてしまう。呪いみたいなものだ。 その呪いのせいで

    • 「レトロ」は匂わすものじゃない。 自然と香ってくるものだ。

      • 最近物欲食欲が収まらず、買い物ばかりしている。毎日何かしら注文してる。なんでだろうと思って考えたら、スマホを見てるからだった。スマホを見てなかったらただの思いつきで済むところを、スマホを見てることで実際に注文するところまで進んでしまう。とりあえず試験として3日間だらだら見しない。

        • 四季は思い出の集積

          今日、2限の授業を受けるために家を出ると、涼しい風と秋のにおいがした。上を見ると、雲が高い秋の空だった。 何がにおいや空を「秋っぽい」と思わせるのかは科学的に詳しく分からないけれど、これまで生きてきて認識してた○月と、五感で感じてきた記憶がリンクしている産物だと思う。 新学期が始まる時期にふいた風の感覚。 梅雨の時期の夕方の、空気はひんやりしているけれど湿っている床とそこを歩く感触。 暑い暑いと言いながら、風通しの良い祖母の家で食べるモナカアイスの味。 制服の衣替えの時期

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        「一生一つ思考」から脱すると、自分の人生を本に見立てることになった。

        • 「レトロ」は匂わすものじゃない。 自然と香ってくるものだ。

        • 最近物欲食欲が収まらず、買い物ばかりしている。毎日何かしら注文してる。なんでだろうと思って考えたら、スマホを見てるからだった。スマホを見てなかったらただの思いつきで済むところを、スマホを見てることで実際に注文するところまで進んでしまう。とりあえず試験として3日間だらだら見しない。

        • 四季は思い出の集積

          忘れられない笑顔

          今年の夏の帰省では、父方の祖母に会った。 もう長らく施設に入っていて、父からはもう孫のことは覚えていないかもしれないと伝えられていた。 声をかけても何の反応も無いかもしれないけれど、努めて明るく話しかけようと覚悟を決めて施設へ向かった。 お盆で多くの人が訪れたことで、面会はガラス越しで行われることになった。ガラスは分厚いから受話器を使って話さなければいけないし、外のいい天気が反射してしまい、おばあちゃんが見づらい。 残念だけれど仕方ないから、気を取り直して 「おばあちゃ

          忘れられない笑顔

          今気になってる人は、純粋な人なんだと思う。 ご飯に行くとき、私は何時間なら間が持つかなと考えてしまうのだが、彼はそうじゃない。彼の飲みの平均時間がどのくらいなのか不明だが、私の中の「充分」を遥かに超えた時間を共に過ごそうとしてくれている。会話が続くか心配する自分を恥ずかしく思う。

          今気になってる人は、純粋な人なんだと思う。 ご飯に行くとき、私は何時間なら間が持つかなと考えてしまうのだが、彼はそうじゃない。彼の飲みの平均時間がどのくらいなのか不明だが、私の中の「充分」を遥かに超えた時間を共に過ごそうとしてくれている。会話が続くか心配する自分を恥ずかしく思う。

          恋愛の目標

          次に恋愛をするとしたら、私は素直でありたいし、思いを相手に伝える強さを持ちたいと思う。 会いたいときは会おうと努力し、嫌なことは嫌だと言う。寂しいときは寂しいと、嬉しいときは嬉しいと言う。ありがとうはもちろん伝えるし、ごめんなさいはきちんと反省して言う。 計算も妥協もせず、自分にも相手にも真摯に向き合いたい。そして、万が一それ故に関係性が変わったとしても、それは私と相手のためには仕方ないことなのだと、受け入れられるように強くありたい。

          恋愛の目標

          東京は死へのハードルを下げる場所だと思う。上京した人には見守る家族が近くにいないし、人への関心が薄いし、同じく死んでる人がたくさんいる。そんな場所だとなんとなく感じているから、同じく上京した友達が病んでそうなのを見ると心配になる。どうかどうか、自分の死を軽く見積もらないでほしい。

          東京は死へのハードルを下げる場所だと思う。上京した人には見守る家族が近くにいないし、人への関心が薄いし、同じく死んでる人がたくさんいる。そんな場所だとなんとなく感じているから、同じく上京した友達が病んでそうなのを見ると心配になる。どうかどうか、自分の死を軽く見積もらないでほしい。

          私は別れへの体力を付けなければいけない。 友人、家族、好きだった人etc。 死に別れはもちろん、生きながらの別れもある。物理的にも、精神的にも。 今は別れが自分にとって一番辛いけれど、それもまた人生だと受け入れられるようになりたい。

          私は別れへの体力を付けなければいけない。 友人、家族、好きだった人etc。 死に別れはもちろん、生きながらの別れもある。物理的にも、精神的にも。 今は別れが自分にとって一番辛いけれど、それもまた人生だと受け入れられるようになりたい。

          親友との別れ

          数年ぶりに、地元の友達と数日間共に過ごした。 田舎の小学校、中学校に通う中で唯一気が合う人で、それぞれ校内での境遇も似ていて、よく二人で取り巻く環境や人の文句を話し合った。 私にとっては、私の価値観をさらけ出すことができる、たった一人の親友だった。 だけれど、彼女は変わった。 いや、私が変わったのだろうか。 「良くない」と思うことの価値観が合わない。 付き合う友達のタイプが私と真反対。 向上心がない。昔はあんなに燃えてたのに。 私は、中学校のときの情熱を持ったまま、県

          親友との別れ

          そのまま死ねばよい。

          この間父と、父の行動の問題点について話した。 その時父は、 「分かってるよ。でも、もう何十年もこれで生きてきたから直せないんだよ」 と言っていた。 もう還暦の、仕事では管理職の人間がこんなこと言って恥ずかしくないのかな。それで通用してきたのは、田舎に住み、家族をお金で縛ってきたからだと気づかないのかな、と23歳末娘の私は思うのである。 そんな話し合いを終えて少しは反省したかと思いきや、私が応援しているスポーツチームが試合で負けた後、 「〇〇、残念でした🤣」 とメッセ

          そのまま死ねばよい。

          自戒をこめて

          私はもう、言わない思いやりということを理解しなければいけない。 言葉にしてはいけないと思っていたはずなのに、会話の中で言わなければいけない雰囲気になり、伝えてしまう。 私はそれを、普段の相手の懐の大きさに甘えて、受け入れられるだろうと勝手に判断する。 でも、それはそうならなくて、結果相手を自分が傷つけてしまう。 言わなくていいことは言わない。 たとえ自分では抱えきれなくても。 声に乗せるべきでないことは、全てこのnoteに収めておくのだ。そのためのこの場だったのに、どうし

          自戒をこめて

          許し許され生きていく

          人間は、日々許し、許されている。 無礼を働いたこと、無礼なことをされたこと。遅れたこと、待たされたこと。相手が傷つくことをしたこと、逆に何もしてくれなかったこと。何気なく言った不快なこと、何も言わなかったこと。ミスしたこと、そのミスで迷惑被ったこと。自分勝手な行動をしたこと、そんなことされて困るなと思ったこと。 生きていれば何かする。される。 コミュニティに所属していれば、それは倍増する。 私も様々なことをしてきたし、されてきた。そして他人はそれを許してくれてきたし、私

          許し許され生きていく

          最近、1日何もしないと夜全く眠くならない。次の日のために早く寝なきゃと、義務感で眠りにつくよう努める。変なことだなと思う。高校時代は数秒で寝付き、泥のように深く深く眠った。あの感覚が今は恋しい。眠くならないほどゆるっゆるな生活は性に合っていないようだ。眠れるように脳を酷使したい。

          最近、1日何もしないと夜全く眠くならない。次の日のために早く寝なきゃと、義務感で眠りにつくよう努める。変なことだなと思う。高校時代は数秒で寝付き、泥のように深く深く眠った。あの感覚が今は恋しい。眠くならないほどゆるっゆるな生活は性に合っていないようだ。眠れるように脳を酷使したい。

          忘れたくない光景は、忘れたくないと言ってしがみついていたい。覚えていたいことは、何回も経験して覚えていたい。たとえそれが子どものようでも、尊いものはどうしても消えていくし、我慢したとて何の意味もない。

          忘れたくない光景は、忘れたくないと言ってしがみついていたい。覚えていたいことは、何回も経験して覚えていたい。たとえそれが子どものようでも、尊いものはどうしても消えていくし、我慢したとて何の意味もない。

          老いの効能

          すごく悲しい夢を見た。 思わず目が覚めて、泣いてしまうくらい悲しい夢だった。 祖父母の見た目が今よりもずっと老いて、認知症の方みたいになっていた。 非常にリアルだった。 祖父母の痴呆を目の当たりにした私が、過去のしっかりしていた祖父母を思わず振り返ってしまうときの思考回路、遠方に住んでいる叔母たちと祖父母を地元で見守る母との認識の違い、それをつぶやく母の表情、ふと見せたしっかり者の2人を見て懐かしむあの感情。 今後本当に起こることを、心の準備のためにわざわざ見せてもらっ

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