「雲の果」「鬼を待つ」を読んだ

「弥勒」シリーズの最新作を読んだ。
「鬼を待つ」では清之助と関わりが増えそうな新しいキャラクターが登場。
最近は清之助より、木暮信二郎の方が目立つ感じだったけれど、これでまた清之助の存在感が増えるかな?

いくつかミステリー系読んでいて気づいたけれど、頭がいいんだけれど性格に難ありキャラのパターン、多いよね。弥勒シリーズでは木暮信次郎がその役割。東野圭吾先生の「ガリレオ」シリーズ、知念実季人先生の「天久鷹央」シリーズもそう。古くはクリスティのポワロ、性格悪いから最後まで謎解きしてくれない設定にしやすい部分もあるのだろうけど。

そう考えるとコナン•ドイル原作のシャーロック・ホームズというキャラクター設定はミステリー小説において偉大な存在なんだなぁ。