どこまで行っても海
私は昔から本が好きだ。
物心ついた時から家にはたくさんの絵本があり私の心を楽しませた。夜には決まって,母に読み聞かせてもらう絵本を選んでは持って行った。小学校に入ってもその熱はとどまらず,1日に1回は図書館へ通っていた。
今は忙しさやスマホやゲームなどのコンテンツに押されてしまって読書をする時間は減ってしまったのだけれど,それでも私の部屋の本棚には未読の本たちが私に読んでもらうのを今か今かと待っている。
たった数センチにも満たない背表紙が並ぶ本棚。
本を開くだけで冒険が始まる。
それは小さな船で大海へと進む旅。
今日は,どんなところへ連れて行ってくれるのか。
読んでくださり,ありがとうございます。