みずほ銀行のプレミアムクラブに入会するために2000万円を預金してみた。

海外の銀行には、ある程度の預金を預けている顧客向けに時間外手数料とか振込手数料が無料とか、ローンの金利の割引とか、デパートの外商をつけるとかのベネフィットをつける上級資格をつけているものが多い。

預け資産が1億円以上とか10億円以上とかだと、プライベートバンキングサービスが提供されたりするのだけど、それよりも、かなりハードルが下がったものを用意していたりする。

例えば、日本を撤退したCITIBANKは、預金が1000万円以上あるだけで、海外送金・国内送金手数料が無料になるCITI GOLDというものを提供していた。事業を引き継いだSMBC信託銀行では、引き続き、PRESTIA　GOLDで同様のサービスを提供している。

僕自身、会社では、邦銀との付き合いがあるが、財務担当役員にまかせていることもあって、個人的には、外銀がメインバンクなのだけど、ネットで、みずほ銀行に、プレミアクラブというのがあるというので、試しに入りたくなった。

邦銀のPBの1個下のサービスはどんなものなのか。

ウェブ上の情報を総合すると、どうやら、みずほ銀行に1000万円の資産を預けていて、普通預金に50万円預けるとなれるそう。

メリットとしては、
ATM時間外手数料が無料
グループ宛振込手数料が無料
他行向け振込手数料が月4回まで無料（せこい）
住宅ローンの事務手数料が無料

というせこいものがほとんど。

買い物周りで、
買い物が１０％割引になる年会費無料の小田急ロイヤルカードとか、大丸松坂屋の外商カードに入れたりするだけ。

他には、特筆するサービスはないけど、どのくらいで案内が来て、どんな扱いになるのか気になったので、5万円くらいしか入ってないみずほの普通預金口座に2000万円を移動してみた。

5000万円超えると、Brilliantクラブってさらに上級の会員になれるらしいけど、まずは、プレミアムクラブ。プレミアムクラブに入ると、みずほ提携のアメックス・プラチナの案内が来て、アメックス・プラチナと同じ年会費で、Brilliantクラブのベネフィットが受けられるらしい。

こういう、小金持ち向けのサービスって、採算合うんですかね？