感情労働の時代
あなたは「感情労働」という言葉をご存知でしょうか?
飲食店で働くあなたが持ち続けているもの、しかし表面化することが難しい。そのようなもの。
一緒に解放していきませんか?
感情労働とは?
感情労働とは、肉体労働、頭脳労働に続く第三の労働形態で、「顧客などの満足を得るために自身の感情をコントロールし、つねに模範的で適切な言葉、表情、態度で対応することを求められる労働のこと」
■引用
アメリカの社会学者アーリー・ホックシールドさんの言葉
接客業をイメージして頂ければと思います。
飲食店で働くあなたの仕事にも当てはまりますね。
なぜ重要視される?
感情労働はAIなどコンピューターで代替できない仕事であるからです。
外食産業でもIT化が進んでおり、テクノロジーの議論では「人間の仕事が奪われる」と言われています。
しかし、それは「人orテクノロジー」の関係であって、
外食産業は「人withテクノロジー」を目指すべきです。
テクノロジーにより「おもてなし」に時間を使うことが出来ます。
■引用
浜松町Innovation Culture Cafe
感情労働の重要性を表すロイヤルHD菊地唯夫会長兼CEOの言葉をご紹介します。
肉体労働はロボット化、頭脳労働はAI(人工知能)が取って代わる。最後に残るのは感情労働だと。人が人に対するサービスです。単純に効率化だけ進めるのではなく、食とホスピタリティーという部分はしっかり持つ。
■引用
効率化の先におもてなし IT・ロボ使いこなす
飲食店業務に当てはめると
テクノロジーの発展に伴い「感情労働」が重要視されていくと思います。
立ちはだかる壁
"乗り越える問題点は「ストレス」"
感情労働では自分の感情を常にコントロールすることが必要です。
また現状では、事務作業など接客以外にやることが多く、精神的にも肉体的に負担が多いと思います。
結果、「おもてなし」に注力できないのではないでしょうか?
解放に向けて
「おもてなし」を解放するための手法と具体例をご紹介します。
1、テクノロジーの活用
感情労働に集中できる「余裕のある環境作り」が必要となります。
人間がやらなくてもいい仕事をテクノロジーで代替化&効率化し、人間が価値を生み出す「おもてなし」に注力することが大切です。
2、「GATHERING TABLE PANTRY」
「感情労働」に注力している飲食店を紹介します。
ロイヤルHDの「現金お断り」のレストランです。
あらゆる領域でテクノロジーが活用されています。
■引用
「開店から1年半...あの「現金お断り飲食店」はどうなった? 実際に行ってみた」
多くの業務をテクノロジーで代替しています。
空いた時間で出来ることを考えるようになり、「サービス力」が向上したそうです。
入り口のドアを開けたり、見送りしたり、テーブルを回ってお客さまと会話したり。本来やりたかったけどできなかったホスピタリティーに時間を費せるようになった。
■引用
「現金禁止」は受け入れられるか ロイヤルHDが1年試した成果
まとめ
飲食店で働く方は「喜んでもらいたい」という「思いやりの心」を持っています。「思い」を実現する手段がテクノロジーの活用ではないでしょうか?
私たち株式会社インフォマートは飲食店の発注~請求管理までをデータ管理できる仕組みを提供している会社です。
業務を効率化して、接客に向き合う「余白」を生み出しています。
従業員の皆様・お客様のハッピーを追及していきたい。
あなたを応援しています。