「安心のための人間関係」は、むしろ不安になるというお話
こんにちは、ひとり好きのチロです。
「内向的・隠居・幸福感」をテーマに、ひとりでいることが好きな方に役立つ情報を発信しています。
今回は、「ひとり好き」な方の人間関係のお話。
先にポイントをお伝えすると……
・他人との関わりは、むしろ不安になることもある
・安心できない人間関係からは、思い切って離れる
・ひとり時間を有意義に過ごすこと
基本的にひとりが好き!
だけど、不安なときは周りの人との関わりが気になる……。
そんな「ひとり好き」な方に役立つ、人間関係の捉え方のお話をしていきたいと思います。
1.「安心のための人間関係」は、余計に疎外感を感じる
「ひとり好き」な方であっても、他人と一緒にいると安心感を感じることはあると思います。
・家族と一緒にいると、充実感がある
・パートナーと一緒にいると、心地良い気持ちになる
・気の合う友達と一緒にいると、ワクワク楽しい気分になる
こういった人間関係は、ぜひ大切にしたい繋がりです。
しかし、
・なんとなく寂しいから
・なんとなく不安だから
・なんとなく孤独感を感じるから
こういった気持ちで、他人と接してしまうこともあると思います。
この場合、人間関係で一時的な安心感は得られても、すぐに疎外感に変わってしまうときがあります。
それは「複数の人の中で自分が孤立してしまう」とき。
他人と一緒にいて、自分も楽しければ、それは素晴らしいことなのですが……集団の中で孤立すると、むしろ疎外感を感じてしまうものです。
具体的な例を踏まえて、考えてみましょう。
①学生の頃の教室
皆さんは学生の頃、どういった交友関係を築いていましたか?
私は「ひとり好き」を自称するだけあって、ほぼほぼひとりで過ごしていました。
ぼっちという言葉はあまり使いたくないのですが、あえて言うならば超ぼっちでした。
学生にとっては、教室という空間が日常のほぼすべてです。
そのため、周りで他の生徒が盛り上がっていると、なんとなく疎外感を感じることもありました。
・もっと話しかけないといけないのかな?
・もっと友達を作らないといけないのかな?
こんなモヤモヤが、頭の中に浮かんでしまいます。
たまにグループの中に入ると、少しだけ安心感は得られるのですが、グルー
プ内の話題についていけず、余計にツラい。
これが、「複数の人の中で自分が孤立してしまう」という状態です。
学生の頃って、ひとりになれる空間がほとんど無いので、「ひとり好き」にとっては、かなり苦しいんですよね……。
これは、大人になっても似たようなケースがあります。
②職場での付き合い
働いていると、仕事の失敗やプレッシャーから、不安が強くなることもあるかと思います。
そんなときに、それほど親しくない同僚から食事に誘われたとします。
「なんとなく安心感を得たい」という気持ちで誘いに乗ってしまうと、会話や気遣いで、余計に疲れてしまうこともありますよね。
グループでの食事であれば、なおさら疎外感を感じてしまうかもしれません。
このように、「なんとなく不安」で他人と付き合うと、むしろ気分が落ち込んでしまうことも少なくありません。
不安を紛らわせるために他人と接して、それで疎外感を感じてしまうなんて、勿体ないですよね。
それなら、他人から離れて、ひとりの時間を充実させる方法を考えたほうが、よっぽど充実感があると思います。
読書、ゲーム、動画、工作、食事……ただゆっくりと過ごすだけでもいいんですよね。
私は、「ひとりで過ごすことが出来る」ということも才能の一つだと思っています。
自分の好きなことを大切にして、堂々と「ひとり時間」を満喫しましょう。
2.まとめ
改めて今回のポイントをまとめると……
・他人との関わりは、むしろ不安になることもある
・安心できない人間関係からは、思い切って離れる
・ひとり時間を有意義に過ごすこと
の3点です。
「ひとり好き」にとって、どれだけ人と関わるか、ということは難しい問題ですよね。
今後も、「ひとり好き」の方に役立つ人間関係の情報を発信していきたいと思います。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!