移行期間
裕福な家庭で生まれた子は、優れた教育を受けることができますが、貧困な家庭で生まれた子は教育を受ける機会が減り、相対的に学力が低い傾向があります。
教育格差というものですが、とてももったいないことです。
なぜなら、貧困という困難の中にいる人こそ、社会を成長させるカを持っているはずだからです。
苦労のない環境では人は成長しません。
いや、人だけではなく細胞からそういった仕組みになっています。
現在、国が子供たちに提供している勉強というのは基礎的なものだけです。
塾に行かないと、国立大学などの上位校にはなかなか入ることができません。
もちろんそれが全てではありませんし、大学など行かなくても成功している人はいくらでもいます。
しかし、小中学生のうちからテストの点数で評価される社会では、学力が低ければ能力のない人間だと誤った認識をしてしまい、心も荒れやすくなります。
しかし今はインターネットがあります。
国が YouTube という形でもいいし、ホームページでもいいので、塾と同レベル、もしくはそれ以上の授業を提供すればいいのです。
またそれだけではなく、心理学や行動経済学など、私達がテレビのニュースやブランド戦略から誘導されている心理、
貧富の格差が子供に受けつがれる仕組みなどを国民全てに伝えるべきです。
そうすることで一部の人のための格差を広げる社会から、全体で成長する社会へ少しずつ変化していくと思うのです。
そうは言っても、今、実際に政治を動かしている人達は、今の仕組みに恩恵を受けている人ばかりなので、本当に世の中を良くしようとは思ってないかもしれません。
しかし、幸いにも今の時代は個人でも世の中に影響を与えられるようになりました。
そうです。
インターネットです。
是非あなたの知識、学んだことをSNSやYoutubeなどで共有してあげて下さい。
皆で共に成長していく社会を作ってください。
ひょっとしたら、今は、個人の欲に囚われた社会から、全体の成長を目指す社会への移行期間なのかもしれませんね。
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