障害年金が通ったけどおかしな制度に気づいた話
10月30日、郵便で年金機構から一通の封書がきました。
8月に申請した障害年金の審査結果通知書です。
私は発達障害者ではありますが、年金を受給できるかは正直グレーゾーンでした。
思ったより厚みがないことに不安になりながらも封書を開封したところ……
障害年金の支給決定通知書が入っていました。
正直ホッとしました。通らなかったら本当にいろいろと厳しくなるので、無事に通って良かったと思っています。
障害年金を受給することで、国民年金の支払いが法定免除になると事前に調べていたため、その日のうちに市役所で法定免除の手続きをすることにしました。
ネット上で用紙を印刷して記入して郵送することも可能だそうですが、行政関係の書類は項目によって面倒くさいので私は徒歩約30分かけて市役所で手続きをしてきました。
そこで衝撃的だった話を一つ。
法定免除中でも国民年金を支払うことは可能だそうです。希望するかしないかどちらかにチェックを入れます。
ただし、障害年金が続いている中で老齢年金の受給資格が得られた場合、どちらか一択をしなければならないそうです。
もちろん、国民年金を支払っていなければもらえる老齢年金は半額ですので払っておいた方が安全ではあるのですが……
その時に障害年金が続いていたら(現行では)障害年金の方が高いそうです。そうなると支払っていた老齢年金の掛け金がチャラになると市役所の方から言われました。
これってある意味「ギャンブル」ですよね?
障害年金は障害の状況によって停止する場合もあります。そのため例えば50歳で障害年金の支給が停止したらそこから国民年金を支払うことになるでしょう。
そこから十数年後に迫った老後を補うことができるのでしょうか?
生活を支援するはずの年金の不思議な制度に、私は疑問を抱いています。