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嫉妬を避ける方法について#97

今回は嫉妬について。
嫉妬とは、別に相手が自分のことを攻撃していないのに自分の中のくすぶる炎に自分で薪をくべているだけ、、美琴さんという文筆家が言っていてはっとしました。

階級制度がはっきりしている世界は嫉妬心が生まれにくい?

ここでは、またご存知、尾石晴さんの放送からなんですが、嫉妬ってカースト制度のように生まれながらにして身分が決まっている階層社会よりも、フラットな社会の方が嫉妬が生まれやすいと言うのですね。
逆だろと思うかもしれませんが、キーワードは以前も私の記事で取り上げた「相対的略奪感」です。

自分と同じような人がもっているものと、自分がもっているものとを比べて考えてみると、私は恵まれていないと感じる。

相対的剥奪感の説明より

世界的なお金持ちを見ても何も嫉妬心は生まれませんが、中学校の同級生が大金持ちになっていたら、嫉妬してしまう。
つまり、自分もそうなれたかもしれないのに、なれなかったことに何か奪われたような気持ちになる(剥奪感)ということです。

嫉妬は自分で薪をくべる行為

嫉妬はその人の中にもともとあった不全感とか感情の炎に自分で薪をくべる行為。嫉妬は持つのも受け取るのも苦しい。

それなのに、なぜ人は嫉妬するかというと、
嫉妬の気持ちを自認するのはしんどいから。
そもそも自然発生的な感情なので「さあ嫉妬しよう」なんて自覚している人なんていない。

嫉妬を避ける4つの方法

①他人に嫉妬を感じさせるようなものを、他人に見せない
②否認
③賄賂
④共有

山本圭「嫉妬論」 

嫉妬を避ける4つの方法については「嫉妬論」をベースに先の放送で尾石晴さんが話していました。みんな人に関心があるのか、7万回を超える再生があります。

嫉妬については自分の場合は自覚すればいいけれど、自分が他人から嫉妬を受けるリスクを軽減する方法について言及しているのは面白いと思いました。

①見せない、は普通だし、②の否認は「いえいえ大したことありませんよ」と日本人らしい謙遜をすること、これも、まぁ当たり前のこと。

③の賄賂と④の共有が面白いなと思いました。

これは、前回お話した「陰陽」の話に近いのではないかなと。 
人がうらやましいと思ってしまうような「陽」のことがあれば、③賄賂とか④共有で「陽」を減らすか「陰」、誰かのために行動するか。

子育て世帯に対する嫉妬

誤解を恐れずに言うと、独身時代が長く、子供もなかなかできなかった私は、子供がいなかった頃は、子育て世帯に対して嫉妬を抱いていたことがありました。
このようにただ子供がいる、それだけに対しても、嫉妬を抱く人は世間でもいるかもしれません。

まとめ

嫉妬と言うのは知らず知らずのうちに受けてしまうものである。それならば、その「陰」のチカラで消すしかないのかなと思っています。
陰徳ってそういうことなのかな。ちょっと違うかもしれませんが。(^◇^;)

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