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「こだわり」と言う名の暴力とパワハラプロンプト#73

今回は夫がある社長から聞いた気づきの言葉を私にシェアしてくれたことと、高橋晋平さんのVoicyで知ったパワハラプロンプトというAIの概念から。

パワハラプロンプトってなんだ?

この言葉は高橋晋平さんから聞いて知ったのですが、note記事でこのような解説がされていました。

パワハラと言う言葉を聞くと、どきっとする
このご時世。

何度も何度もやり直しをさせること、、AIに対してもパワハラと言う表現を使うのは面白いなと思いました。

パワハラプロンプトとは、ChatGPTなどのLLMに対して「この出力は60点。100点を目指してもう一度」といった厳しい評価を繰り返すことで、出力の質を向上させる手法です。


AI情報発信@Shinano Matsumotoさんnoteより

夫が聞いたある社長の言葉

これは夫がある製造業の社長から聞いた言葉。
二次情報で正確では無いかもしれませんが、下記の通りです。

仕事をする上で熟練は必要である。

しかし反面、よくわかりすぎることによって、より良いものを追求することは、実は顧客満足につながらず、単なる個人のこだわりを満たすだけの為と言うこともある。

さらにそれを部下にやらせることはパワハラになる。

AIに対してありがとう

ここで高橋晋平さんのVoicy。

晋平さんはパワハラプロンプトをやっていると、AIに対しても「ありがとうございます」と打ってしまうんですって。\(//∇//)\

AIは感情がないから、パワハラみたいなことをやっても平気ということが前提なのに、そんな感情がないはずのAIに対しても情緒的なやりとりをするって、人間的というか、そんな人が面白いものを作っていくのだなと思いました。

これらから得た気づき

ここからは夫が社長さんから聞いた言葉とパワハラプロンプトとの関連です。

色々なことに熟達して、こだわりのため高みを目指すことは、実はその先にある顧客そっちのけで、個人のエゴなのかもしれません。

それに気づかず、自分ではなく誰かに何度もやり直しをさせる、それはパワハラプロンプトの名が称すように「パワハラ」になってしまうかもしれません。

でも、高橋晋平さんのようにAIに対してもありがとうと思えるようなハートを持っていれば、パワハラにもならないし、顧客そっちのけにもならない。

「こだわり」人を幸せにするために使っていきたいと思いました。

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