2024/10/19[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山
Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。
2024/10/1920時スタート ※約90分間・録音ナシ
・本日紹介予定のリストです。
2024年10月12日掲載 新聞書評
●朝日(10/12)
「難問の多い料理店」結城真一郎著 集英社 1870円
「ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ」いちむらみさこ著 創元社 1540円
「わたしの農継ぎ」高橋久美子著 ミシマ社 1980円
「朝と夕」ヨン・フォッセ著 伊達朱美訳 国書刊行会 2420円
「忘れられたアダム・スミス 経済学は必要をどのように扱ってきたか」山森亮著 勁草書房 3300円
●毎日(10/12)
「ことばの番人」高橋秀実(たかはしひでみね)著 集英社インターナショナル 1980円
「検証 学徒出陣」西山伸(にしやましん)著 吉川弘文館 1870円
「三本のやまぼふし 花山多佳子歌集」花山多佳子著 砂子屋書房 3300円
「積ん読の本」石井千湖著 主婦と生活社 1694円
●日経(10/12)
「自分で選んでいるつもり」リチャード・ショットン著 上原裕美子訳 東洋経済新報社 1980円
「戦争映画を解読せよ!」永田貴嗣著 青弓社 3960円
「教養としての最強怪談」吉田悠軌著 ワン・パブリッシング 1760円
●東京(10/12)
「それでもなぜ、トランプは支持されるのか アメリカ地殻変動の思想史」会田弘継著 東洋経済新報社 2640円
「袴田巌と世界一の姉 冤罪・袴田事件をめぐる人びとの願い」粟野仁雄(あわのまさお)著 花伝社発行、共栄書房発売 1980円
「アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険」宮田珠己(みやたたまき)著 大福書林 2750円
●読売(10/06)
「六人の嘘つきな大学生」浅倉秋成(あさくらあきなり)著 角川文庫 740円
「失われた古代文明 歴史に消えた40の民族」フィリップ・マティザック著 安原和見訳 河出書房新社 3960円
「医学問答 西洋と東洋から考えるからだと病気と健康のこと」中野徹、若林理沙著 左右社 1980円
●産経(10/06)
「藍を継ぐ海」伊与原新(いよはらしん)著 新潮社 1760円
「口に関するアンケート」背筋著 ポプラ社 605円
「中国ぎらいのための中国史」安田峰俊著 PHP新書 1100円
その他・追加情報など(※トーク中随時更新)
■書評で紹介した本の関連情報
・アダム・スミスの〇〇
・どうやって選んでいますか?
アイエンガー教授の仕事で最も有名なのが「買い物客とジャムの研究」
この本が出たときは自分の買い物を見直すきっかけになりましたが…
・ナッジ理論の本も
・映画化決定!
・理系作家・東野圭吾、森博嗣など 伊与原新さんは理学博士!
■あの新書とは違う!?みくとかまと一緒ならあなたも本が読める。
『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』
以前紹介した本。こんな読書体験が大人になってできるなんて。
めちゃくちゃ楽しい!
みくとかまと読んでいる自分も、一緒になってはじめて本を読むことができる本。
どうやって本を読んでいるのかが、具体的すぎるほど具体的。
あの新書で知りたいことそこじゃない、と思った人に超超超超おすすめ。
つまり一級の読書術の本!
小説一行毎に、みくのリアクション・共感の感想が溢れている。
なるほど、こうやって本を読めばいいのか、と学ぶこと多し!
外で読むの注意!コヒー牛乳飲んでいるときも気を付けて!
抱腹絶倒そして感涙。
この本を読んだ後、否、
読んでいる最中から、あなたは激しく小説を読みたくなること間違いなし。
■参加者から紹介してもらった本
フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養
・タイトルは自作句「本当は逢いたし拝復蝉時雨」から。
・ほんとうのピノキオ
■Netflixでイクサガミ制作決定!作家・今村翔吾とは?
・イクサガミの元ネタが!「小説で同じことしたろ」
大阪でいうとこのがめつい人。(今回は褒め言葉で使っています)
イクサガミの続編、そして完結についての話もあり。
作家活動だけでなく、町の本屋を守る活動をされているのも有名ですね。
今村翔吾さん「とにかく話が達者な作家1位」かも。賞を進呈したいw
■秋に伝統芸能(能楽)の漫画いかがですか?
少年誌連載漫画としては初となる、 能楽師たちの生き様を描く「能」漫画‼
今なら無料でwebから読めます。
能好きの私から見て、とても丁寧な取材をされているなという描写があちらこちらにありました。
舞台から客席をみる場面などよく描けていると思います。
門下の小言もありそうで。リアル!
・お能とマンガのコラボ公演もあり
■大人になって再読してみるシリーズ『ガリバー旅行記』
『人魚姫/人魚のひいさま』に続いて、大人になって再読する、または有名だけれど読んだことがなかった本の紹介です。私が100冊選書するなら絶対いれる『エピタフ 幻の島、ユルリの光跡』の馬の話をしていたところガリバー旅行記の馬の国を読むとよいと教えていただきました。
何冊か訳本のあるガリバー本ですが、訳者によって随分と物語の印象が変わります。
これには、私はガリバー本といってもショート版もあったため、どのガリバー本が良いかわからず、取り敢えず図書館で2冊借りたことから違いがわかってしまった。訳者が違えば、当然と言えば当然なのですが。
源氏物語の現代語訳を、何人もの作家が挑戦してるのと同じ味わいがあります。
気がします。
■終わったあとの私的雑感
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