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2024/10/12[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山

Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。

2024/10/12 20時スタート ※約90分間・録音ナシ

「❤️スキ・いいね」ありがとうございます!励みになります。
Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。

こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います。
2024年10月05日掲載 新聞書評

●朝日
ショットとは何か 歴史編」蓮実重彦著 講談社 2750円
つくられた天才 ベートーベンの才能をめぐる社会学」ティア・デノーラ著 丸山瑤子訳 春秋社 4620円
黴の生えた病棟で ルポ 神出病院虐待事件」神戸新聞取材班著 毎日新聞出版 1760円
「体にまつわるエトセトラ」シモダ・アサミ著 祥伝社 1056円

●毎日
息のかたち」いしいしんじ著 講談社 1760円
「酒場の君」武塙麻衣子(たけはなまいこ)著 しょしかんかんぼう 1650円
猫語の教科書」紗嶋カタナ漫画、ポール・ギャリコ原作 KADOKAWA 1320円
「マザー」乃南アサ著 講談社 1980円
ネット世論の社会学」谷原つかさ著 NHK出版新書 1023円

●日経
ブレイクスルー」カタリン・カリコ著 笹山裕子訳 河出書房新社 2640円
組織的な不正行為の常態化メカニズム」會澤綾子著 千倉書房 3630円
アウシュビッツの小さな厩番」ヘンリー・オースター、デクスター・フォード著 大沢章子訳 新潮社 2310円
妖怪を名づける」香川雅信著 吉川弘文館 1980円」

●東京
カルトと対決する国 なぜ、フランスで統一教会対策ができたのか、できるのか」広岡裕児著 同時代社 1870円
坂本龍馬の映画史」谷川建司著 筑摩選書 2200円

●読売
「笑いで歴史学を変える方法」池田さなえ著 星海社新書 1650円

●産経
諸兵科連合の歴史」ジョナサン・M・ハウス著、梅田宗法訳 作品社 3960円
「将棋と文学セレクション」将棋と文学研究会監修、矢口貢大編 秀明大学出版会 2970円


その他・追加情報など(※トーク中随時更新)

■紹介した本の関連情報
https://moviewalker.jp/news/article/1220999/p2/

マジックリアリズム: magic realism)、マギッシャーレアリスムス: magischer Realismus)、魔術的リアリズム(まじゅつてきリアリズム)は、日常にあるものが日常にないものと融合した作品に対して使われる芸術表現技法で、主に小説や美術に見られる。

・滋賀の事件をきっかけにした、母親についての本はこれからもどんどん出てきそう
「娘が母を殺すには? 」三宅香帆 (著)

・NHK月イチ・本の紹介のコーナー好きなんです

・広岡裕児さんは金井真紀さんの本を監修!

・おすすめ書評サイト(読売書評より)

・こんな雑誌いかかですか?


■ノーベル文学賞発表。日本人翻訳家の活躍にも拍手を送りたい。

・翻訳家のおひとり斎藤真理子さん
文芸評論家の斎藤美奈子さんとは姉妹。


【放送大学】第11回 いちばん近い世界文学・今日の韓国文学を読む

斎藤 真理子(翻訳家)動画45分
韓国文学について語られています。作家・本の紹介もあります。

「どんな作家にも、生乾きの終わってない歴史がふっと顔を出すことがあります。そして、それが激しく鼓動するのです。」


■「宙(そら)わたる教室」TV放送スタート

第70回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」がドラマ化放送スタート。
→定時制高校に集った、さまざまな事情を抱えた生徒たち。彼らは「科学部」を結成し、「火星のクレーター」を再現する実験を始めた――夜の教室で起こった奇跡の化学反応が胸を打つ、共感度100%の物語です。

■新刊出たら、過去作品も気になりますよね。

平野紗季子さんの10年ぶりの新刊「ショートケーキは背中から
では10年前の本は?
読みました!
めちゃくちゃ面白かった。
本のページをめくるたびに驚きびっくり箱のよう。
こんなにも食べ物への愛が溢れている人がいるのだ、ということに嬉しくもあり。自分の食に対しての振り返りや、これからの食の付き合い方の学びになる本です。
彼女のpodcastも文章そのまま個性豊か。
また彼女だけにしか表現できない言葉で語られていて、聞き終わったら耳がhappyにしかならん。

「人の家の麦茶」より一部抜粋

思い出した。
小さい頃、人の家の麦茶が不気味だった。
口をつける時にひやっと集中してしまうあのいやな感じ。
学校で友達がくれた卵焼きも、食べたら気持ち悪かった。
プラスチックピンクの弁当箱から出てきたやつ。
味がまずいとかそういうことではなくて、どうにも生々しくていやだった。
他人の、極めて個人的な部分が、
なみなみと自分の喉を通って入りこんでくるのが。

紅茶にはなくて麦茶にはある
境界がくずれてしまう あやうさの味。

■この番組を見てほしい

「NHKスペシャル“正義”はどこに~ガザ攻撃1年 先鋭化するイスラエルハマスによる襲撃への報復として始まったイスラエルの「ガザ攻撃」から1年。ガザ地区の死者が4万を超えても攻撃は止まず、国内で辛うじて上がる攻撃への疑問の声は当局や市民によって抑圧されている。さらに、いま激化しているのがヨルダン川西岸地区への入植の拡大だ。混迷するイスラエルで一体何が起きているのか。世界はどこまでこの事態を許すのか。渾身の現地ルポと中東情勢を長年取材してきた記者の目を通して伝える。」

■終わったあとの私的雑感

前回紹介した、「雨の日の心理学」東畑開人さんの本
是非「1日目」だけでも読んでみてください。

おしまい。


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