わたしが真面目にむくみと向き合うようになるまで
はじめまして。都内の指圧系サロンでセラピストをしている、ひとみなすこです。
普段はお客さまのむくみをとり、コリをほぐすべくせっせと施術しているわたしですが、恥ずかしながら自分のむくみに真面目に向き合おうと思ったのはつい2ヶ月前のことでした。
たった2ヶ月ではありますが、この間に自分の想像を超える体の変化がたくさんありました。もちろん、むくみとは今も格闘中ですが、変わったり変わらなかったりする自分の体と向き合う日々を記録したいと、noteをはじめました。
今日は、子ども時代からのむくみ体質や、足へのコンプレックス、むくみに向き合うようになったきっかけ、大好きな乳製品断ちや体の変化についてお話しさせてください。
子どもの頃からむくんでた
当時はそれがむくみだとは知らずにいましたが、思い起こせば物心ついた頃、たぶん小学3〜4年生くらいから、朝起きると瞼が腫れぼったい、ということがちょくちょくありました。
そんな風にならない5コ上の姉からは、朝の「おはよう」の返しに「なんでそんなに目腫れてんの?」とよく言われました。
そんなのわたしが聞きたいよ!という感じですが、、泣いたわけでもなく、ただいつも通り寝て起きてみると瞼が腫れぼったくなっているのは、わたしにとって日常茶飯事でした。
ちなみに、大抵は起きてからしばらくすると治まりました。
コンプレックスの下半身デブとむくみ
話は変わりますが、わたしは昔から足が太いのが悩みで、ずーっとコンプレックスでした。幼稚園生になる頃には自分は他の子より足が太いと気づき、短いスカートを履くことにも既に抵抗を感じはじめてました。
上半身は人並みかむしろ少し細いくらいなのに足だけ太いというこの体型は完全に母からの遺伝で、顔は全然似てないけど体型は瓜二つという…
私「わたしの足が太いのはお母さんのせいだ、なんでこんな体に産んだの?!」
母「わたしだって好きで足が太いわけじゃないの!」
というやり取りを何度したことか…
残念ながら歳を重ねてもこの体型は変わらず、、足の太さを自分最大のコンプレックスとして年々熟成させながら大人になっていました。
足が太いことだけが原因ではない?!
セラピストとして働くようになり、日々お客さまを施術して足に触れる中で、細くはないけどキュッと締まってカッコいいなと思う足をたくさん目にするようになりました。同時に、自分の足のコンプレックスは実は太さだけの問題ではないのでは?と、長年の認識に疑いが出てきたのです。
そして、自分の足は太さ以上に、足首がない感じ、全体的にぼてっとして見えることが問題で、その一番大きな原因がむくみだと気がつくまでに、そう時間はかかりませんでした。
むくみと向き合う決心をするまで
むくみが諸悪の根源と気づいたものの、子どもの頃からの体質で年季も入ってるこの慢性的なむくみを簡単に解消できるとも思えないし、セルフケアじゃお客さまに施術するようにはできないし、やったとしても疲れるし…と、ずっと逃げ腰でした。
それがこの春、瞼のむくみが何日も取れず二重が三重になって戻らなくなり、同時に痒みと赤みが出たことにはじまって、身体に熱がこもったような感じで体温が平熱より1度ほど高い36度台後半の日が続きました。
そんなある日、職場で中医学や望診に詳しい先輩に相談したところ、いまの体調や食生活について詳しく聞かれた後に「一度乳製品やめてみてもいいかもね」と言われたのです。
白目部分に黄色いゼリー状のものがあることや食生活から、乳製品がわたしの体質にはあまり合っておらず、腸内環境が乱れてむくみの原因のひとつになってるのでは?ということでした。
わたしは子どもの頃からミルクティーが大好きで、最近では400ccほど入る大きなマグカップで毎朝毎晩ミルクティーを2杯ずつ飲み、朝は毎日ヨーグルト、小腹が空いたらチーズ…という感じで、どれも冷蔵庫に欠かさない大好物でした。
むくみの原因が乳製品かもしれないというのは予想外でしたし、乳製品を断つといつのは自分にとってはかなり決心のいることでしたが、言われてみると食べ過ぎかも…という自覚もあり、そして何より目の腫れや体調の悪さを解消したい気持ちの方が強かったので、「まずは3週間続けてみて変化がなければ別のことが原因かもしれないから、それくらいを目安にやってみるといいかも」というアドバイスをもとに、乳製品断ち生活をスタートしました。
大好きな乳製品断ちと食生活の見直し
牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を摂らないということは、決心さえ鈍らなければ一見簡単そうですが、いざ始めてみると「あれ?今日はミルクティーの代わりに何を飲もう?」とか「乳製品で摂っていたカルシウムやタンパク質はどうカバーしよう?」など、食生活を大きく見直す必要がありました。
とはいえ、健康オタクの気?や凝り性のお陰で、そういうことを考えるのは苦になりませんでした。
朝のミルクティーはストレートティーにして、職場では先輩に勧められたあずき茶、夜はハトムギや柿の葉がブレンドされた黒豆茶を、発酵食品のヨーグルトの代わりに味噌玉を作り置きして毎晩お味噌汁を飲み、無印良品の糠床で糠漬けを漬ける、海藻やキノコ、野菜などでカリウムやマグネシウム、カルシウムなどミネラルを積極的に摂る、毎食タンパク質も意識的にプラスする、などなど。
乳製品を摂らない生活なんてすぐに挫折してしまうかな…と自信なく始めたものの、意外なほどストレスにはならず、むしろどんな変化が出てくるのかワクワクしながら、3日が過ぎ、1週間が過ぎ、そして2週間を過ぎたころから体に変化を感じ始めました。
3週間で体に起きた変化
まずは目の腫れが治まってきて三重が二重に戻る日が増え、白目の黄色いゼリー状のものが薄くなり、お腹が張りづらくなり、最近シミ化しつつあった目の下のそばかすが薄くなり、5年ほど前からある右手親指の爪の黒い線が薄くなり、生理初日の腹痛がほとんどなくなり、毎月施術を受けているサロンでは脚が柔らかくなってむくみが取れやすいと言われる、など…!
え!?変わりすぎでしょ?!?
というくらい、たった3週間で次々に変化が出てきたのです。はじめは気のせいかも、ポジティブに受け取り過ぎかな?と半信半疑でしたが、2ヶ月を過ぎた今では、こうした変化が間違いなく食生活の影響だと実感しています。
まだまだ続く、むくみとの闘い
一方で、体に起きたそれぞれの変化が、乳製品を摂らなくなったからなのか、新しい食生活の影響なのか、同時に始めたアロマオイルでのセルフマッサージの効果か…どれがどう影響してるのか、影響してないものもあるのかなど、正直まだ分からないことばかりです。
また、体の調子は良くなってるものの、下瞼の腫れ、脚のむくみ、体の重さ、お腹の張りなどは日によっては気になることも。。やはり子どもの頃からの慢性的なむくみは、そう簡単には解消されないようです。
最近では、期待以上の体の変化が面白くなってきて、食生活やセルフマッサージだけでなく、水分摂取量や食事の時間、量、睡眠時間なども意識しながら、自分の体と、むくみと、真面目に向き合う毎日です。
千里の道も一歩から
なんて大袈裟かもしれませんが…!
これからも試行錯誤と観察を続けながら、気長にむくみと闘う日々をここで記録していきたいと思います。