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息子のズボン穴あき問題

息子のズボンに穴があきまくる。
それはもう尋常じゃないくらいの頻度で!

穴があくのは決まって膝。
ふと気がつくとしょっちゅう息子の膝小僧が
ズボンの合間からこんにちはしている。

なんで!?
どうやって生活したらそんな膝に穴があくの?!

膝立ちで通学してんの!?
人知れず膝立ちスクワットやってるとか!?
それにしては足が棒のように細いんですけど!

夫は「まぁ男の子だから、そのくらい元気な方がいいだろ。」とか言うが、
全然よくない!全くよくない!
新しいズボンを無限に買えるわけではないのである。

新品のズボンが1日で膝ぱっくり割れになった日なんて
私は通常の精神状態を簡単に逸脱してブチギレてしまう。

この問題を人に話すと
「補修すればいいんじゃない?」とよく言われるのだが、
これには二つ問題がある。

一つ目は、私がすこぶる裁縫が嫌いかつ苦手なこと。
どのくらい嫌いかというと、「玉どめ」という言葉を聞くと震え上がるほど。
どのくらい苦手かというと、私がつけたボタンは2時間後に取れるほどだ。

そんな私が、複雑に破けたズボンなんて縫えるわけがないし、
後ろから当て布なんてつけられるわけがない。
しかもしょっちゅうやるなんて無理無理、絶対無理!

そして二つ目の問題が、息子の「ダサい」発言である。
壊滅的に裁縫のできない私でも、さすがにアイロンでワッペンをくっつけたり、
裁縫用の糊で布を貼り付けたりすることはできる。

しかしそこで繰り出される息子の「なんか、これダサい」という一言。
「お前が穴あけたから悪いんだろぉぉぉぉ!」と発狂しそうになるが、
そこは大人の理性でなんとか持ち堪える。

息子は小2。
ちょっと人目を気にし始めるお年頃。
好きな女の子もいる。
気持ちがわからなくもない。

補修作戦が機能しないとなると、
穴があくシチュエーションを息子に避けさせるほかない。

そこで私は息子に事情聴取してみた。
なぜ穴があいたのか穴があくごとに聞いてみたのだ。

すると彼の答えは実に様々だった。
「スライディングしたから。」
「友達と膝を合わせてぐりぐりしたから。」
「壁にぶつかった。」
「サッカーしたから。」
「虫を本気で追いかけたから。」
「気づいたらあいてたんだよ!」

息子は学校で一体何をしているんだろうか・・・。
母として不安になった。

そして結果私は、
「なるべくスライディングはやめなさい・・・」という毒にも薬にもならないことしか言えなかった。

有効な解決策が見えないまま、
我が家の「息子のズボン穴あき問題」は未だ解決していない。

最近では「穴あきズボン=おしゃれファッション」だと親子で思い込むことにした。

しかし、そろそろ冬本番。穴あきズボンは寒い!
何かいいアイディアがあればどなたか教えて欲しい。

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