2021年に起こったことをまとめたら、想定外のことが多すぎて2022年もやばそうな気がしてきた
今、ロサンゼルスにいます。
マジで何だったんだこの一年・・・
こんにちは!
free web hope の黒須(@hitmeeeeen)です。
2021年、みなさんどんな一年でしたか?
私は年始にこんなnoteを書いてました。
去年一年を振り返ったもので、記事では自分のポンコツさを痛感したり、少し光が見えたりして、いろんなことを経験させてもらって最終的には「いろいろあったけどいい一年だったな〜2021年も、きっと大変だろうな〜これから採用頑張るよ〜!」って感じの内容になっています。
今回は答え合わせ的な感じで、私とfree web hope(=以下fwh)の一年を同時に振り返っていきます。
今年も本当にいろいろあった。同じ一年はもう経験したくないw
でも今は最高な一年だったと思えるし、やっぱりめちゃくちゃで最高な会社だなって感じなので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです🙏
1Q|1月〜3月
1. 中途採用責任者に抜擢
と、昨年末に相原(@fwh_aihara)から共有を受け、当時はプランナーと兼務する形で中途採用を担当することになりました。
インハウスの採用を1人で全部やるのは初めて。
fwh転職前、スタートアップ数十社の採用コンサルをやっていたからわかるんですけど、当時のfwhは
・採用に関するリテラシーは高くない
・↑なので、もれなく使える予算も少ない
・そもそもマーケター採用自体の勝ちパターンが世の中に落ちてない
といった感じなので正直不安でしたが、ここで成果を出さないと会社の成長の止まるし、過去自分がやってきたことも嘘になってしまうと思ったので「他人が真似できない結果を出そう」と覚悟を決めました。
最後に発表しますが、結論1年間で限られたやれることの中での最強の成果は出せました。
2. 仕込んでいたPR記事の大リリース祭り
去年からやってきた記事LP/PR記事は、去年末から一気に依頼があり、年が明け無事リリースできました。
※私は企画書作っただけで、漫画を最高におもしろく仕上げてくれたのは根田先生(@dorori_k)ですw
wevnalさん、SIVAさん。
読み物としておもしろいものを作りたい!と思ってやってきた企画で、みなさんの全面協力あって完成したものなので、本当に私個人としても思い入れの深すぎる仕事です。こんなめちゃくちゃな企画を好き勝手やらせていただき、本当にありがとうございました!
3. 電撃人事異動!プランナー→コミュニティマネージャーに!
よっしゃこれからおもしろPR記事ライターとマーケター採用に鬼強い人事として頑張るぞ〜!と、思っていた矢先・・・
ご存知の方は少ないと思いますが、fwhは創業当初からやっている広告代理事業の他に、2020年より「教育事業(=Cucua)」を展開しています。
元々教育に興味はあったし、過去インタビューでも話していますが、私は「心の貧困をなくしたい(=誰でもある才能を開花させたい)」と常々思っています。
ありがたいことに相原は、このインタビューのことをずっと覚えていてくれて、当然喜んでくれるものだと思って私に提案してくれたのですが・・・
と、内心素直に喜べませんでした。
冷静に考えれば、現状より活躍できそうなフィールドを提案をしてくれているし、新規事業は本来成果を出してる人間が満を辞してアサインされるものなので喜ばしい話なのですが・・・余計なプライドが邪魔をして変なリアクションに。と、言いつつも30分くらいで気持ちを切り替え「記事の案件もやってよくて採用も自分の裁量でできて新規事業やらせてくれるなんて最高では??」というモードになり、この道で頑張ると決心しました。
4. 待望の「Cucua」リリース
Cucuaは、「スキルによって人生に選択肢を増やす」をコンセプトにしたWebデザインスクールで、現在140名ほどのユーザーが日々学習しています。
またWebデザイン以外にもデジタルマーケティングやWebライティングなども学べるため、学習者の目的が多種多様なのも特徴です。
実はCucuaをリリースするまでに、何度もピボットを繰り返しようやくできたプロダクトであり、相原が「絶対に教育に関するプロダクトを作りたい」と創業当初から思っていた事業なので、絶対に成功させないといけないし、新規事業だからこそ社内のみんなが憧れる事業でなくてはならないし、何よりCucuaを選んでくれているユーザーの夢を叶えるためのインフラにならなくては・・・と、新規事業ならではの緊張感を毎日感じていました。
一方その頃、fwhは・・・
2021年1月6日、各部署が今後の方針を発表していく中・・・
一年前の今頃は伊豆大島で釣りロケに行っていまして、相当しんどくてチャンネル登録者数10万人目指してましたが、早々に方向転換しました。
楽しみにしていた方、申し訳ございません。最近新たに別のチャンネルを始めましたので、そちらを応援いただけますと幸いです。
(ここから真面目な話)
で、2021年のはじめに掲げた方針は
・綺麗事でモノを売る(=ブランド毀損しない獲得できるマーケ支援)
・コンサル案件を増やしていく
というものでした。引き合いはたくさんある。しかしそれを達成するためには、とにかく人が足りない。だから採用はかつてないほど強化するぞ、と。
このときから相原は「LPに鬼強い」と外向けに言わなくなり、私も採用のメッセージで使わなくなりました。これは会社として大きくリブランディングするための第一歩で、これまで取ってきた第一想起を捨てるという決断の表れなのです。
2Q|4月〜6月
1. はじめての中途採用は最高の結果に
6ヶ月で計画していた採用目標は2ヶ月半で達成し、最高なメンバーを採用することができました。コンサルタント、広告運用者、デザイナー、エンジニア。また、相原がよっぴさん(@Saoriyoshioka63)を電撃リファラル採用をしてくれたのもかなり大きかった。
おそらく他社が聞いたらビビるくらい採用単価を抑えて採用できています。当時相原から「候補者の志望度やカルチャーフィット度が格段に上がった」と言ってもらえたのは結構うれしかったですね。
目標を前倒しで達成したので一旦採用ストップ。
このとき中途採用は「スポット業務」扱いだったので、私がやる採用活動はこれで終了する予定でした。
2. 私ってセールスだったんか?
3月後半にリリースしたCucuaは、ひっきりなしに説明会の申し込みが来ていました。
私は、全申込者に対して説明会を実施している、実質セールスです。個人的にはCucuaの説明会は全然営業活動と思っていなくて、「ただただ自分が好きなサービスのことをマシンガンのように話してる」という感じなので、正直天職なんじゃないかと思っています。実際成約率もまあまあ良好です。新卒で入った会社でのコテコテの営業がこんなところで活きるなんて思わなかったですね。
3. コミュマネなんてやりたくない!会社辞める!!?!
セールスに関しては比較的順調でしたが、コミュマネをやってみて一番最初に思ったのは、私には全く向いてないということ。いや、正確には慣れていない(試行錯誤中)だけなので、今はそう思ってないですが。
何があったかは割愛しますが、いろいろあって自己効力感が極限まで下がってしまい・・・自分の存在意義が皆無に思えたり、物事を全くポジティブに考えられなかったり、拒食になってしまったりと、倒れてるのに殴られ続けてるような感覚で、いつしかプロダクトのことを考えられなくなってしまいました。
このままやっていても誰も幸せにならないと思ったので、自分から相原に「もうここではやれません」と言ったんですけど、そのときに言われた一言が今でも鮮明に覚えてて、というか一生忘れないと思います。
自分の指針だったはずなのに、なんで健全に思えなくなってしまったんだろう。本気で達成したいと思えないんだろう。このとき辞めなかった理由は、やっぱりプロダクトへの愛が・・・みたいな綺麗なものではなく「このままの自分じゃどこに行っても中途半端で何の価値提供もできないからやるしかない」という至極ネガティブなものでした。
一方その頃、fwhは・・・
自分が採用に関わったメンバーが入社し、さらにコンサル案件が続々と決まり、会社が本当にやりたかったことが想定より早く進んでいました。
戦略から実行までハンズオンでマーケティングの支援をする。これまで強みにしていたダイレクトレスポンス・マーケティング(以下DRM)のコンサルテーションだけでなく、事業計画作成・ブランドコンセプト設計など、やることは多岐に渡ります。自分たちができることはなんでもやる、といった具合です。
会社としての新しい取り組みに、全員が虎視淡々と担当の座を狙う中・・・気持ちが極限まで落ちている私はというと
と、どうしようもないくらいネガティブになっていたので、会社の未来の話に対して、ワクワクできない自分がいました。完全に腐り切っている状態。なので悟られないよう平然を装うのに必死でした。
3Q|7月〜9月
1. もう今度こそ本当に会社辞めてもいいよね
自分のやっていることに全く自信の持てない自分は、定例mtgに参加していても意見できない日々が続きます。
ちょっとした依頼がテキストで来ているだけなのに、テキスト通り解釈できなくて仕事にならない。涙が出る。一体どれだけ迷惑をかければ気が済むんだという話なんですが、マジで精神がおかしくなっているときって正常な判断ができないのでコンフリクトしか起こりません。
このとき、当時の事業責任者や相原に「もう今回は本当にダメです、もう自分の人生とかどうでもいいので実家帰ります」と伝えるくらいには無理だと思っていましたが・・・
自分が毎回説明会で話しているこのセリフは、ファッションで言ってるのか?もし本心で思っていないのなら、この言葉を信じてCucuaを選んでいる人たちにも自分にも嘘をついているから今度こそやめるべき。
と思って、自分自身に問いかけてみてわかったことがあります。
それは「Cucuaは私のような自己効力感の低い人に、スキルというアセットを授け”自分の人生”を生きられるようにするためのプロダクトで、実は誰よりも可能性を感じているのは私だった」ということでした。
自分が指針にしていた「心の貧困をなくす」はファッションで言っていることではなかった。私がプロダクトを作る理由が、ちゃんとあったのです。
2. 絶体絶命?!怒涛の採用活動再開
自分自身に問いかけた以外に、fwhで頑張る理由がもう一つありました。
5月に採用したばかりなのに、もう人が足りない。いよいよ会社の成長に人員が追いつかない寸前まで来ていました。
しかもどんどん上がる採用要件。複数の新設ポジション。そして超短期戦。
前職含めこれまでの採用活動で最も難易度が高いオーダーでしたが、これを達成できる採用担当は日本にいない(と言い聞かせる)と思って燃えました。
一方その頃、fwhは・・・
コンサル案件がBtoB、BtoC問わず増えてきている中・・・組織体制を大幅に変更。
これまでコンサル案件は、各Divのメンバーを選抜してチームを編成していましたが、2021年9月より「Consulting Div.」を設立しました。
現在は他Div.と兼務しているメンバーの方が多いですが、いずれはコンサル専任のメンバーを増やし、最終的には全員コンサルテーションができるようになっていくことが直近の目標です。もちろん、10年間やってきたDRM事業もさらなる高みを目指して、戦略と実行の両軸で価値貢献できるマーケティングエージェンシーになっていくための組織図を作りました。
組織図を見たとき「こんなに人が足りないのか・・・」と、逆に気合いが入りましたし、これは私にしかできない仕事だと思って話を聞いていたことを思い出します。
4Q|10月〜12月
1. 怒涛の採用活動でまた最高なメンバーに出会う
これまでの採用はWantedlyを中心に行なってきましたが、今回はYOUTRUSTやMeety、そしてTwitterやリファラルなど経由して本当に頼もしい方々が入社してくれることになりました。1/1より5名入社します。
また正社員だけでなく、業務委託のメンバーもなかなか出会えないような錚々たる面々が参画してくれています。正直笑っちゃうくらいすごい人たちです。
この状況に対して「この短期間、手札で出せる最高の結果が出た」と相原は言ってくれました。また相原以外のメンバーにも感謝される機会もあったりして頑張ってよかった・・・とホッとしています。今後弊社は雇用形態問わず通年でグローバルに採用活動をしていますので、みなさん弊社に興味をお持ちいただけましたらいつでもご連絡お待ちしております!引き続き、私が中途と業務委託の採用責任者やってます。
2. 2022年にぶち上げる準備を着々と進める
もう無理だと思っていた新規事業Cucuaは、無事黒字化しました。さらに品質向上や市場にとってなくてはならないサービスになるために、さらなるパワーアップ中です。今はまだやりたいことの1/100も形になっていないですが・・・少しずつ前に進んでいます。
また、2022年にはもう一つ教育サービスで、財務会計スクールをリニューアル&リリースします。すでにプレスリリースとして発表できる内容もいくつか仕込んでますし唯一無二のコンセプトになっているので、現在その準備でかなりバタバタしていますが、リリースが待ち遠しいです。
部署異動してからしばらく経ちましたが、本当に辛いことばかりだった。何度も辞めようと思った。成果が出なくて月イチで行なっている全社会でいつも申し訳なさそうに報告しないといけないのも本当に苦しかった。でも今は、日々プロダクトを大好きだと思えている自分がいます。
これまで戦略上、SNSなどでプロダクトのことを話すのを控えていましたが、2022年はプレスリリースやタイアップ、私自身がメディアに露出して話していくので、楽しみにしててください。WebデザインスクールCucuaも財務会計スクールも、刺さる人にはかなりぶっ刺さる刺さるサービスなので興味がある方はご連絡お待ちしております!!
3. プランナーっぽい仕事も増えてます
2022年は今年以上に新規事業をやり込んだり、通年で採用を強化していくのでメインの仕事はこの二つですが・・・実はみんながワクワクするようなことを仕込んでいます。一つはfwhといえば・・・なイベント。もう一つは、新作PR記事です。すでにどちらも打ち合わせ済みなので、あとは実行するだけ。めちゃくちゃ忙しくなりますが、個人的にもこの類の仕事は大好きなので、どれだけ忙しくなってもやりたいと思っています。てかやります。
記事企画をやりたい企業様はお気軽にご相談くださいませ。リソース的には2ヶ月に1企業くらいだったらいけますw まずは企画の壁打ちからやりましょう!
一方その頃、fwhは・・・
2021年9月2日をもちまして、fwhは創業から満10年を迎えました。10/2には10周年パーティーもやりました。
10周年パーティーを終え、次の10年に向けた新たな方針を打ち出しました。
情報解禁はこれからなので、今日はミッション(=経営理念)の話を少々。
弊社のミッションは「期待を超える」。
この一言にたどり着くまでに、会社を立ち上げてから7年かかりました。さまざまな事業課題をマーケティングの力で支えてきた当社が向かうべき方向はどこなのか、マーケターを志し、おもしろい仕事を求めて入社してきたメンバーに示すべきミッションは何なのか。長年考え続けて出した答え、それが当社のミッションである「期待を超える」です。
今回、満10年の節目に「誰の」期待を超えるのか?を再定義しました。
上記のキャプションを補足するために、新たに策定したのがバリュー。
では、「どうやって」期待を超えるか?
まだ多くは言えないですが、現在プロダクトを開発しています。これからは個人の能力に依存するのではなく、プロダクトを使って誰でもマーケティングが成功するような仕組みを作っています。(ゆくゆくは拡販します。この話はまた今度!)
たぶん今の私は無敵だし、会社も絶好調
いろいろありましたが、この一年で自分が本当にしたいことが何なのか答えが出て、今はそれだけを見て走れるようになりました。
私はやっぱり「心の貧困をなくしたい」と思っているし、誰にでも持っている才能を最大化して、意義や本当の自分に出逢えるような体験を増やすことが使命だと気付きました。これは教育事業もそうだし、採用活動をやっていてもそう思っています。性質は違うかもしれないけど、PR記事も「プロダクトのポテンシャルを最大限引き出す」という点では似てますね。来年は事業と人の成長にコミットする一年します。
また会社としても、目指しているものが物凄いスピードで形になってきています。ちゃんと形にできる最高なメンバーが揃っているし、何より相原が日々かなりのインプットとアウトプットをしているのがわかります。会社がもっと大きな挑戦ができるように、採用だけでなく組織作りにもどんどん関わっていく予定です。人事組織まわりに強い方、情報交換させてください!!
2022年もやばそうじゃない?
冒頭でもお伝えしましたが、この記事を書いている今現在、私はロサンゼルスに来ています。
マジでロサンゼルスにいます。ちなみに明日からサンフランシスコに移動します。なんでロサンゼルスにいるか?そんなの次にやりたいことへの準備に決まってるじゃないですか。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回、私とfwhの一年を振り返りましたが・・・読んでどう思いました?1年前もすごいスピードで進んでいるなーと思っていましたが、なんかもう去年のことがずっと昔に感じますね。時計の針が進みすぎてる。
そんなわけでまとめると・・・fwhは2022年、全方位で採用強化します。
fwhに少しでも興味のある方は、Wantedly or 黒須DMにてご応募お待ちしております。
※上記の職種に当てはまらないけど興味のある!って人もお待ちしております🍵
まずはカジュアルにお話ししましょう!
それではみなさまよいお年を〜🌄