30歳以下のメンバーで、共創ワークショップに突撃参加してみた
先日、9月6日に大阪・梅田北側にオープンした「グラングリーン大阪」にある「JAMBASE」という施設で開催されたイベントに参加してきました。
イベントの概要
主な参加者:30歳以下の社会人約7名(うち1人は学生) 登壇企業4社(イベントのスポンサー)
議論テーマ:登壇企業がそれぞれ抱える課題にそってグループ分け。参加者は興味があった企業のテーブルに座り、意見を出し合う。
最終的には全体発表。各チーム4分間。チーム発表後は全員から質疑応答の時間
イベントに参加してみての気づき
検討するテーマ
私は4社のうち、"2030年の働き方と個人の成長をどう両立させるか"について考える班に参加しました。
発案者の企業さんは、起業、社内兼業、副業を推進している(おそらく)稀に見る先進的な企業。2016年から始めているが、近年は制度に新しさがなく、社員がこの制度を活用して起業、社内兼業するケースが減少している。それを担当者の方々は課題と捉えています。
今回は、この企業さんの課題を解決する策を考え提案をするというよりは、2030年(約5年後)の世界を見据え、個々人の働き方と個々人の成長についてどうなっていくか?を考える時間となりました。
最終的に発表した内容
【企業の民族的(ギルド的)な働き方を浸透させていく】
これまでは、ピラミッド型で経営層からトップダウン型の組織が一般的な組織の働き方だった。
↓
2030年に向けて、社内の個々のプロジェクトにまとまって、社員個人が関わる…みたいな働き方が一般的になるのではないか。
そこで、具体的な施策として大きく2つの案を考えた。
新卒採用から1年間は配属を決めず、社内で好きなことをさせる(起業もOK、社内のどこかプロジェクトに属するも可)。
その事業やプロジェクトが成功したら、経営者からお金を渡して事業をさせることも良さそう。
→成功体験を若手の時期から積み上げさせる
発表したアイディアの欠点
ピラミッド型組織を否定しているように聴こえてしまう。ピラミッド型組織のメリットは、責任者を置いていること。そのメリットを踏まえて、会社という組織に属することを選んでいる人も多々いるだろう。
社内で"やる気格差"を生んでしまう可能性がある。やる気ある人材は、起業する選択肢を取れるのにあえて"やる気格差"を会社という組織の中で生むメリットは何か。
→(この指摘に対する回答)会社としては、やる気のある社員を積極的に活用していきたい、と考えるはずなので、保守層ではない、やる気あるが行動に起こせない社員を、やる気ある層へ組み込むきっかけを作る1つの手段に過ぎない。
イベントの様子も踏まえて
今回、同じグループで一緒に意見を出し合った人たちが、30歳以下の方々でありながら会社員+起業(社長)してたりしており、すごいパワーを感じました。
"初対面の人とアイディア出しを行い、そこで初めて知ること、空気感"は、SNSには無いリアルの最大の良さだと思います。