検索行動を変えたTikTokと新たな黒船・「BeReal」〜#Tiktokとnote イベントレポ
みなさん、TikTokはご存知ですか。
おそらくご存知の方が多いと思います。
しかし、一体どんなアプリかよく分からない、ダンスのためのアプリ、中国系のアプリ、という印象の方もいらっしゃるのでは?
実は、TikTokはダンスのためのアプリを越え、今や世界中のユーザーを虜にしています。
今回は、noteイベントでTikTokが紹介されたので、そのイベントレポを内容もりもりでご紹介します。
TikTokがなぜ注目されるか
Tiktokはもちろん知っているものの、私は未だに始められずにおります。
重い腰が少し上がるきっかけになったツイートがこちら。
まるでブログ化しようとしているTikTokです。
え?TikTokってただ動画をシェアしているんじゃないの?
TikTokはみんなで踊るためのSNSでしょ?→いいえ違います。
情報感度の高いユーザー・企業さんたちは、広告媒体として活用をしているのです!
TikTokはGoogle、Instagramとは異なり検索しに行くためのツールではありません。おすすめしてくれるSNSです。
なので、お金をかけて宣伝するというより、クオリティが低くても面白い内容であればフォロワーが少なくても再生回数が増えるSNSです。
この仕組みが中国はもちろん、欧米圏でも大バズり。
新たに自分のアカウントを知ってもらう機会が増えるから出会いも増える。新しいファンを獲得できる。そして意気投合した人たちで「コミュニティ」を作ることができるのです。
Tiktokは検索するツールなのか
冒頭に挙げた、「TikTokがSEOを刈り取ろうとしている」のツイートコメントにあったツイートには、
とあり、とても共感しました。
#TikTokとnote イベントでも、「本屋さんでぶらぶらしていて、良さそうな本を見つける感覚」とコメントしている方も。
まさに皆そういう感覚でTikTokを利用しているのでしょう。
興味を持った情報を検索する→おすすめされたから興味を持つ?
しかし、私たちはGoogleはじめ自分が興味を持った情報に自らアクセスするという行動をしてきました。
この行動と逆転の発想でTikTokはインフルエンサー以外の一般の人々の力を得て浸透してきたのでは?と私は考えます。
あまりにも情報量が多すぎる世の中、自分で検索する前に「話題になっているからなんとなく知っている」ことが増えたように思います。
SNS検索が人々の検索行動を変えた
こちらの記事によると、SNSの登場によりGoogle検索よりも前にSNSで検索する習慣になってきたといいます。
メジャーなFacebook, Instagram, Twitterで検索する際は、
という目的で検索されているそうです。
TikTokがInstagram, Twitterなどの検索行動を変えた
しかし今ではどこもかしこも「SNSで話題です!」の枕詞ばかり。
話題になっている情報すらも当たり前に流れてくるから、自ら検索していくのも面倒に感じる層が出てきたとか。
この、検索するのも面倒だと感じる層に対し、アプリが勝手におすすめしてくれるという体験をTikTokは提供したことにより、人々の検索行動を変えました。
🔗参考
TikTokを凌駕する新たなツール…「BeReal」
しかし、大人気のTikTokにも影が。
「BeReal」というアプリです。
結論としては、私個人的には使わないサービスだろうと思います。
しかし、もう検索行動を超えて、繋がりたい欲を満たすのを優先したアプリのように感じました。
PS. SNSツールとほどよいお付き合いを
TikTokでさえついていけないのに、もう訳わからない!
私も同じです。歳とったのかな。
でも、必ずしも全部の流行にのればいいわけではありません。
自身のペースで、適するツールを使っていきましょう。
最悪、SNSのアプリを全部消したっていいんです。