PR Timesの新しい使いかた~等身大の企業広報 イベントレポ~
8/30「#等身大の企業広報」のイベントレポートです。
EC運用担当者として、またSNS発信も担当している私は、今回「PR Times」の使い方を見直すきっかけになりました。
今回のゲストは、かつややたらこスパゲティを展開している「アークランドサービスホールディングス」の広報担当のお2人です。
参加企業さんの「広報」の意義
PR Timesも、自社の商品を見てもらうきっかけとして捉えている考え方が、見習いたいと思いました。簡単なようで、簡単ではない気がします。
別の言い方をすると、PR Timesの使い方が、企業さんごとに工夫されている感じが見てとれます。
あのサービス、結局どうなったんだっけ?
を忘れないための施策とも言えるでしょう。
参考: PR Timesは年々利用企業数が増えているみたいです。
人に伝えたくなるメッセージをタイトルに
かつやのカツ煮そばの話に。
「カツ煮そば」自体、それなんなの?と思わせるような斬新なタイトルをつけていますが、これも意図的のようです。
話題に上がったときに、「食べやすさと食べごたえ両方あるらしい」と思わず伝えたくなるフレーズが入っています。
確かにカワダさんおっしゃるように、アークランドサービスホールディングスさんが、「人に伝えたくなる」を目標にされているのがよく分かります。
ここで、私が印象に残ったのが、質問コーナーで回答されていたのが、
とおっしゃっていた場面。
SNSを運用する上で、バズれば正解、フォロワーが多ければ正解ということは全くありません。フォロワー増えても売上に直結はしません。(経験済み)。
少し専門的な言い方をすると、CV率(どれくらい目標を達成したか=どれくらい売上につながったか)を高めるためには、買ってくれそうな人たちにアプローチして、買ってもらう割合を高める戦略に出ています。
冒頭にも書いた、広報の定義に忠実に沿っていて、尊敬でしかありません。私のチームでも、ここまできちんと掘り下げたい。
PR Timesを参考にしてみて
よく私はPR Timesで、色んな会社さんの新商品・新サービスを見ているのですが、PR Timesの使い方をアップデートしようと思いました。
noteを読むように、
この企業さんはどんな商品を売り出すのか
なぜその商品を売りだそうとしているのか
どこを推しポイントとしているのか
このあたりを掘り起こすと、新たな発見がありそうですね。
例えば、今回ご登壇の企業さん以外の例で申し訳ないのですが、(ECサイトを運営している身として)メルカリさんが上手いな、と思っています。
楽天アワードとはまた違った、出品者を支援するような温度感を感じました。
また、メルカリさんは独自の評価指数で物価指数などの傾向をPR Timesで紹介しています。
こういうのって、日経新聞など大手経済新聞で紹介するものかな?と思っていましたが、PR Timesで展開するのは印象的でした。