マーケティングの万能薬はない。課題に即したマーケティング~MARPSのイベントレポ
こんにちは。マーケティング講座「MARPS」(マープス)の講義に参加したレポートです。今回のテーマは、「戦略ごっこ」の著者である芹澤さんをゲストにお迎えした回でした。
今回のnoteで分かること
マーケティングの万能薬はない。
定番のマーケティングフレームワークに当てはめれば、成功につながるとも限らない。今の課題をきちんと精査して、適切なフレームワークを活用すべき。
ゲストの芹澤さんは、「戦略ごっこ」という本の著者で現在マーケティング界隈で話題を読んでいます。実はこの本、500ページほどの分厚い本だそうです(私はまだ読めていません)。
「戦略ごっこ」というタイトルからも分かるように、マーケティングのフレームワークって世の中に多数存在しています。しかも、SNSが普及してきたころから、今までの広告やマスメディアでの宣伝を打てば必ず売れる時代ではなくなりました。そこから、"今の時代には○○マーケティングが来る!"とか、"顧客マーケティングが大切だ!"という論が毎日発信されています。
でも、芹澤さんはそのような"○○マーケティング is BEST"のような話が必ずしも正しいとは限らないとお考えの立場です。
それはなぜかというと、マーケティングの手法は確かに色々ありますが、最新のマーケティング手法が必ずしも皆さんが携わる商品やサービスの売上を上げるための最適な策とは限らないからです。
もともと、マーケティング論は確率論の意味合いで始まりました。売上をより効率的に上げるための施策がマーケティングです。にも関わらず、最新のマーケティングが必ず成功しますと謳うのは違います。
森岡毅さんの本でも、"確率論"の話の本が出てます。
じゃあどうしたらいいのか。
自社の商品やサービスの課題を分析して、その課題を改善できるようなマーケティング施策を打つべきだと私は思いました。
ただし、ここで注意したいのは万人受けするようなマーケティング施策はやや効果が薄くなってしまっていることです。なぜならAIで自分が好むようにカスタマイズされた情報が流れてくるのが今後当たり前になってくるからです。
万人うけせず、ターゲットをきちんと定め、そのターゲットから売上を上げるための施策を考えるべきだと思いました。
課題が既存顧客からの売上であれば、LTVの向上…などを考えるのでしょう。新規顧客であれば広告をかけたり、新しく営業先を開拓するなど…。になるでしょう。
戦略を考える上で、この記事がとても参考になりました。
課題を分析するときに使うフレームワーク
戦略を作るときに使うフレームワーク
をまとめてくれています。
まずは「未顧客理解」を読み直し、「戦略ごっこ」を読んでみたいと思います。以前「未顧客理解」の本の読書感想文を書いてました。
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