自己紹介
初めまして!
発達支援コンサルタント・整理収納アドバイザーの小林 瞳です。
わたしは、重度の知的障害がある女の子と一緒に幼なじみとして育ってきました。
小学生の時、クラスの男の子が障害のある人をバカにする発言をしました。
わたしは幼なじみのことを言われたようでとても悔しくて、障害のある人についてもっと理解してほしいという想いをずっと持ち続けています。
そんな想いから教員となり、発達障害のある子どもたちとも実際に関わってきました。
教員1年目の時、クラスに発達障害の特性のある子どもがいました。
授業中床に寝そべったり、机の中がぐちゃぐちゃで床に物が落ちていたり、黒板の文字をノートに写すことが難しかったりする子どもでした。
一生懸命に文字を書くのに、正しく書けないその子。
その子ができるようにサポートしたいという想いはあっても、知識がないことでうまくサポートできず、教員1年目の私は何度も悔し涙を流しました。
あれから1万時間以上の学びを経て、発達障害の特性や支援を伝える講座のテキスト改定にたずさわるまでになりました。
今は、保護者や先生方に発達障害の特性を理解する大切さや支援の具体的な方法について伝えることを仕事にしています。
教員時代、無力だった不甲斐ない自分。
その時の後悔とともに、今なら教員時代に出会ったあの子に対し、もっと理解して子どもの学びや成長をサポートできると思っています。
実は、わたし自身にもADHDの不注意特性があります。
現在、わたしの周りには、わたしのニガテを理解し、得意を活かして補ってくれる良き理解者がたくさんいます。
子どもの頃は、特性による失敗やミスで大人から怒られたり、自分自身を責めていました。
発達の特性について学ぶことで自分自身を理解し、生きやすくなりました。
しかし、子どもは自分だけではどうにもできません。
今も、ちがいを理解されずに、大人から怒られたり責められたりして自己肯定感を持てない子どもたちがたくさんいます。
ちがいを理解し、適切な関わりができる良き理解者がいることで、「根拠のない自信」のある子どもに育ちます。
「根拠のない自信」とは、何かができる自信ではなく、ありのままの自分でいいと思う気持ちです。
自分や子どもの特性を理解すること、環境を整えること、できないことやニガテを認め人にお願いすること、持って生まれた自分の強みや特性を活かすことで、特性のある子も生きやすくなります。
(4分程度の動画です)
幼なじみへの想い、わたしの経験と専門的な学びから、今ではおうちの方や先生方に、環境を整え子どもの分かる・できるを増やすこと、ちがいや特性を理解し、共に生きることの大切さや具体的な支援の方法について伝えることを使命としています。
これが、わたしが一生かけて叶えたい使命です。
最後までお読みいただきありがとうございました。