①マイクロ波子宮内膜アブレーション術を受け、過多月経の辛さから解放された

私は、今年で41歳になります。東京在住の女性です。26歳で、子宮筋腫と診断され、37歳の時には過多月経が原因で命が危ない状態になり、MEAマイクロ波子宮内膜アブレーションを受けました。10年もの間、筋腫を持ちながら生活をしてきた事について、何回かに分けて、noteへ記したいと思います。

私は出産の経験が1度もありませんので、初経をむかえた12歳~37歳まで毎月1回は必ず生理がありました。26歳の時、子宮筋腫(粘膜下筋腫)と診断されました。ごくわずかの不正出血に気付き、婦人科を受診した事がきっかけで判明しました。最初は、1cm未満と小さかった筋腫ですが、少しずつ大きくなり、10年目には、7cmほどになりました。筋腫が大きくなるにつれて、症状も貧血もどんどん悪化しました。もともと生理は重いほうでしたが、30歳を過ぎた頃から、しょっちゅう不正出血があったり、生理中は大量の出血やレバー状の塊が出たりしていました。月に2回生理が来たこともありました。慢性的な貧血状態でした。よく2日目が重いと言いますが、私の場合、3日目も4日目も5日目も重く、2週間位だらだらと生理が続くこともありました。いつも血が足らず、1年に1回は、貧血で倒れていました。倒れても、20分もすれば回復するので、もう大丈夫だと安心してしまい、病院へは行きませんでした。

月経痛も酷く、痛み止めなしでは、耐えられなかったです。こんな状況なので、生理が嫌で嫌で仕方なかったです。生理用ナプキンは常に夜用でした。それも、朝まで安心とか、超熟睡とかいうような、一番吸収量の多いタイプです。それですら、わずか1時間ちょっとで、あふれてしまう事が何度もありました。椅子から立ち上がると、ジーパンにまで血が染み込んで、椅子を汚してしまうなんて事もありました。生理が重い日は、朝起きると、たいがい、血がもれて、敷布団についていました。しまった、またかと思うくらいで、出血が多い状況にも慣れていました。他人と比較が出来ないので、こんなものなのかなぁと思っていました。

30歳の時に、婦人科で血液検査をした時、医師に「ヘモグロビンが7.0だから、輸血でもしたいくらいだ、すでに心臓に負担がかかっているし、過多月経を治したいなら子宮筋腫をけずる手術を受けたらどうか」と言われました。しかし、私は、筋腫をけずる手術は受けたくないと伝えました。理由は、手術を受けて得られる効果が自分が望むものでなかったからです。医師から説明された効果は、出血量が今よりは減るということでした。また、一度、筋腫をけずっても、将来、また筋腫はポコポコと出てくるかもしれないとの事でしたので、この手術をしても、過多月経の根本的な解決にはならないんじゃないかと思ったからです。長年、生理に苦しめられ、過多月経に翻弄されている私としては、生理の出血を全くなくしたいと思っていたのです。

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