87.麦茶ってすごい!夏には水よりも麦茶がいいとされている理由
夏といえば、麦茶!
いろんな種類がある中で、無意識に麦茶を選んでしまいます。
夏に麦茶を飲みたくなるのは、
ちゃんと理由があるんです。
「水中毒」っていう言葉、聞いたことありますか?
夏の暑さで汗をかいたときに、水だけでは
失ったミネラルを補給することができません。
そうすることで、血中の塩分濃度が下がってしまい、
「低ナトリウム血症」という症状が出てしまうのが
水中毒です。
症状としては、めまいや頭痛、多尿、頻尿などなど。
そんな時の救世主の麦茶、
調べてみたら他にもいろんな効能があったので、
まとめてみました!
血液をサラサラにする
麦茶には、「アルキルピラジン」という血流を促進する
成分が含まれています。
アルキルピラジンは、麦茶以外に、
コーヒーやココアなどにも含まれる成分です。
このアルキルピラジンは、血流を改善し、
動脈硬化の予防にも効果があるとされています。
血液をサラサラにするためには、深煎りで煮出し時間の長い麦茶を選ぶと、より高い効能を得られます。
抗酸化作用により、美と健康をサポート
麦茶に含まれるポリフェノールは、
主に「カテコール」と「ゲンチシン酸」という成分です。
どちらも抗酸化作用があり、活性酸素を除去して
美容と健康をサポートしてくれます。
冷えの予防になる
夏に体を冷やしてくれるイメージがある麦茶ですが、
じつは冷え予防の効能もあります。
これは、麦茶に含まれる特殊なジペプチド(2つのアミノ酸が連結した成分)によるものです。
麦茶に含まれるこのジペプチドには、血液量を増加させ、
体温を維持させる働きがあります。
ある研究では、エアコンの効いた部屋にいた場合、麦茶を飲んでいないときよりも、麦茶を飲んだときの方が、体温低下を防げたという結果が出ています。
確かに、麦茶を飲むと体がぽかぽかするような
感覚に陥ることもあるのですが、
これが原因だったんですね。
美容にも健康にも良いとされている麦茶、
日々の生活の中にも取り入れていきます!