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本のこと

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2025年1月の記事一覧

クジラアタマの王様

クジラアタマの王様

伊坂幸太郎さん

やっぱりすごい伊坂さん
一気に読んだ
読まずにいられない
心に刺さる
コロナ前に書かれたって
さらに驚く

お菓子メーカーの広報(クレーム処理も)の会社員、岸くんが主人公
パワハラ上司、クレーマーの客
関係ないネット民のヒートアップ
リアルすぎて、また感動

人気芸能人、小沢ヒジリ
池野内議員のみた夢の話
現実と夢のリンク

川口澄子さんのイラスト
素晴らしいコラボレーションだっ

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紙の月

紙の月

角田光代さん

犯罪の一線を越える時
何度かあるサインに気づくか
あの瞬間に引き返せば
別の選択をしていれば
人生は選択の連続

ずっと前に映画を観た

でもやはり、圧倒的に
本が面白い
角田さん、やっぱり好きだな

一夜の夢

一夜の夢

照降町四季④(てりふりちょうのしき)
一夜の夢(ひとよのゆめ)
佐伯泰英さん

周五郎の藩の争い、殿への忠誠
そして佳乃との一夜の夢
佳乃と周五郎、ご神木の梅の木の芝居
前を向いて進んでいくそれぞれに
少し切ないけれど
面白かった

佐伯さん、また読もう!

梅花下駄

梅花下駄

照降町四季③(てりふりちょうのしき)
梅花下駄(ばいかげた)
佐伯泰英さん

大火事から照降町、江戸は復興していく
佳乃、周五郎、大店、町の人々
周五郎の藩の派閥争い
吉原の梅花花魁から依頼された
花魁道中のための特別な下駄

読むスピードもあがる
話もどんどん面白くなる

己丑の大火

己丑の大火

照降町四季②(てりふりちょうのしき)
己丑の大火(きちゅうのたいか)
佐伯泰英さん

江戸を焼き尽くす大火事の中
鼻緒屋の女職人佳乃と周五郎
そして照降町の住人たちが
照降町のご神木の梅の木を
命をかけて守る

火事場泥棒をやっつける周五郎
映像がどんどん目の前に浮かぶ

あっという間に2巻を
読み終えた

初詣で

初詣で

照降町四季①(てりふりちょうのしき)
初詣で(はつもうで)
佐伯泰英さん

初めて読む佐伯さん
4巻でひとつの物語

時代小説が大好きで
年末年始用にと4巻

主人公の佳乃(よしの)が
駆け落ちして3年
照降町に戻って来た

照降町のご神木の梅の木を
見上げる佳乃

クズの優男から逃げて
実家にもどると
父は病いで寝込み
脱藩武士の周五郎が
見習いとして鼻緒を挿げていた

はじめは、地図やら人名を

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