You Are Not in Competition
小学校・中学校・高校の英語の先生のための英語の先生 Melody です。
先生方、毎日お疲れ様です♡ 子どもたちの笑顔は先生方のおかげです!
『Dear Teacher 100日間の名言とエピソード』へようこそ!
Brad Johnson & Hal Bowman著、DEAR TEACHER 100 Days of Inspirational Quotes and Anecdotes より、心に響く名言とともに、日々の教育現場で役立つヒントや深い気づきを得られるエピソードをお届けします。忙しい毎日の中で、先生方の心が癒され、深く考え、自分の実践に自信を持てるような、そんなひとときを提供したいと思っています。一日一日が、新たな学びと励ましの時間になりますように。
This journey will bring you inspirational quotes from DEAR TEACHER 100 Days of Inspirational Quotes and Anecdotes by Brad Johnson & Hal Bowman, as well as tips and deeply insightful episodes that will help you in your daily educational work. I hope to provide a moment in your busy day-to-day life where you can heal your mind, think deeply and gain confidence in your practice. May each day be a time of renewed learning and encouragement.
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【原文の要約】
You are not in competition with your colleagues; instead, you are part of a team. While some teachers may feel the need to compete for recognition, the focus should be on collaboration. Learning from and sharing ideas with colleagues is essential for growth. Encouraging and supporting each other, including staff and administrators, creates a stronger, more inspiring environment for everyone.
あなたは競争関係にあるのではない
同僚と競争するのではなく、チームの一員として協力することが大切です。認められたい気持ちから競争が生まれることもありますが、本来は協力とアイデアの共有が成長の鍵です。同僚やスタッフ、管理職を含めてお互いに励まし合い、支え合うことで、より良い環境を築くことができます。
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他の先生と自分の授業を比べてしまい、「自分はまだまだだな」と感じて落ち込んでしまうこと、ありませんか?私は何度もそのような経験をしてきました。しかし、教育の現場は決して競争の場ではありません。教師は、生徒たちの未来を支えるために共に力を合わせる仲間です。大切なのは、競い合うことではなく、お互いの強みを活かし合い、アイデアを共有しながら、より良い授業を作り上げていくことだと思います。
例えば、ベテラン教師が「生徒がつまずきやすい文法ポイントをどう教えるか」といった具体的なアプローチを共有することで、新しい視点を得ることができます。一方、新卒教師が最近学んだ「ゲームやアクティビティを取り入れた授業方法」を提案することで、授業がより楽しく、インタラクティブなものになるかもしれません。
「生徒が笑顔になった瞬間」や「わかった!と言ってくれたときの喜び」を思い出してみてください。教師同士が協力し合うことで、教室の中により良い学びの環境を作り出せるはずです。そして、自分の授業の価値を信じて、自分らしい授業を楽しんでいきましょう。
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「チームとしての学校」とは?
中央教育審議会は、2015年12月、「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」を答申しました。この「チームとしての学校」の考え方は、学校全体で協力し合い、各職員がそれぞれの役割を果たすことによって、子どもたちの成長を支えるというものです。教師だけでなく、スクールカウンセラーや養護教諭、事務職員など、全てのスタッフが連携し、子ども一人ひとりに合った支援を行うことを重視しています。都道府県や学校により差があるかもしれませんが、学校現場における支援体制を強化し、子どもたちの多様なニーズに応えることが期待されています。
「自立」とは、誰にも頼らないことではなく、「必要な時に周りに頼れること」だと聞いたことがあります。わからないことがあれば、同僚に気軽に聞ける職場の風土は本当に大切です。教師どうしが困る前に協力し合い、助け合う関係を築くことが、「チームとしての学校」のシステムをより効果的に学校現場で機能させるための鍵かもしれませんね。
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1人でも多くの先生方子どもたちに、英語の楽しさ、人生の素晴らしさが届きますように!最後までお読みいただきありがとうございました!
Thank you so much for reading! I hope to see you again soon! Bye for now!