中国の行事食「元宵・湯圓」
これは中国の伝統的な食べ物「元宵」yuánxiāo またの名を「湯圓」tāngyuán(湯円) というお菓子を知ってますか?
黒ごまベースの甘い餡が入った白玉汁みたいな食べ物で、中国の大事な季節イベントの時に食べる行事食だそうです。
ちなみに北の方では「元宵」 南の方では「湯圓」(湯円)と呼ばれていて、見た目似てるけど作り方が違うらしいです。
「元宵」は白玉生地に餡を詰める作り方、
「湯圓」(湯円)は餡を白玉粉にコロコロ転がして衣のように粉を絡わせて作るそうです。
詳しくはこちらに載ってました↓
いろいろ調べてたらすっごく食べてみたくなって、
一時期湯圓の事ばかり調べてました。
そんな時、たまたま近所を歩いてたら中華料理店の看板に湯圓っぽいメニューが。
期待に胸踊らせながら持ち帰ってみたら、、
袋から出てきたのはこれ
ちがうちがう!これじゃない。
確かに胡麻餡が入ってるお菓子だけども!
これじゃない。
1個が大福ぐらいの大きさでココナッツがまぶしてある、
通りで1個180円するわけだ。
「冬に食べる物」 とか
「ゴマ団子で、油で揚げてない団子」
とかを店員さんには伝えたけど、うまく伝わらなかったらしい。
でもこれはこれですごくおいしかった!!!
出来立てであたたかく、もっちりやわらかい。
このお菓子は双酿团や糯米糍という名前らしいです、
日本語風に言うと「ココナッツ団子」ですね。
中華料理店に突然入ってきた日本人が急にいくつもこれを持ち帰りを注文して、お店の方はさぞかしびっくりしたことでしょう。
結局近所の中華食材店の冷凍コーナーで手に入れました!
お湯で数分グツグツ煮れば出来上がり。
茹で汁にも甘く味付けして一緒にスープとして飲みます、
私は生姜はちみつを入れて甘くしました。
ほっかほかの熱々もっちりです。
ぷちっと噛むと中からとろーっと甘くて香ばしい胡麻の味が。
これが日本人の私でもどこか懐かしい味で口に合う。
おしるこっぽい感じで、これは日本人も大好きな味だと思います!
この味は子供からお年寄りまで好まれそう。
甘い茹で汁もとろーっとしてて体が暖まります。
サツマイモ味とか
ピーナッツ味とかもあるらしい。
時々中国の方が経営してる中華料理店にある場合もあります、
ネット通販でも売ってますので、
もしご興味があったらこのぜひぜひどうぞ。
もち〜もちでおいしかったですよ。
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