新入社員71日目。憧れの雑誌「大人のteatime」編集室へ訪問🌻
新入社員71日目。
何度も聞き返せるように、
録音しておけば良かった
そう思うほど、
夢のような時間だった⏳
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山口と広島を楽しむベストライフマガジン
「大人のteatime」
私はこの雑誌の大ファンで、大人のteatimeという
雑誌そのもの、言葉選び、紙の手触り、
店の息遣いまで伝わってくるような温もりと
書き手の人柄も伝わってくる文章や写真、
全てが好き。
大好きな広島にはこんな素敵なお店があったのか、といつも心躍らせながら読んでいる📗
今回、そんな憧れの雑誌の編集室を訪問して、
お話を聞かせてもらった🚶
話をする中で、心に響いたフレーズは
たくさんあるけれど、1番刺さったのが、
次の言葉✍🏻
「不特定多数の人に届けるというよりも、
自分たちが好きだと思うものを発信して、
自分の感覚、感性に共感してもらえる人に
届けたい、長く愛してもらいたい」
今の自分にすごく刺さった。
多くの人に触れてもらえる情報発信をしないと、
と思う一方で、
自分らしさはブラしちゃいけない。
そのジレンマで結局自分は何がしたいのか、
分からなくなってた🚶
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あとは、やると決めたなら、
やってやるという意地✔︎
この雑誌の原点となるものを作った時、
所詮主婦の片手間、素人のくせに、とか
どうせ続かないとか散々言われたらしいけど、
意地でやって来たらしい。
すごくかっこよくて、見習いたいと思った。
ここからは、ただ私が今日のことを整理したくて
思いつくままに書いた、メモ書き📝
______
・お店のこだわりは?と聞くと手作りの、とか、素材がとかありきたりな、ふわっとしたものしか返ってこない。
そういう時は、
「例えば?」を使う。
そうすると
「今日のおかずのこれはこういう作り方で〜」と、
その人ならではのこだわりや特徴を聞ける
・読者の方から、
「年を取ってお店に行くことはできないけれど、読んでいて行った気になれる」と嬉しい声をもらうこともある
・偶然この日持ってきた13号が城尾さんもお気に入りの号らしく、すごく運命を感じた
・実は本を読むのが嫌い(意外!)
短歌や漫画、歌などでいいなと思ったフレーズを心に留めたりしている
・物事をはっきり言うのが印象的
自分の意見がはっきりしている
私はこれが好き、これは好きじゃないをストレートに言うのが意外だった
でもこのブレない軸、自分の感性を大事にする芯の強さが、この雑誌のブレない魅力、大手のタウン紙とは違う温もり、人間っぽさがあるのだと思った
・財産は人との出会い、
知らないことがたくさんある
焼き菓子とパンなんて、生地作って火を入れて、と作り方はほぼ同じだと思ってた
でも全然違ってそこにはいろんな深いものがある、
それを知れるのも楽しいし、いろんな生き方価値観に触れられて学びになる
なんてステキな仕事なんだろうと、すごく刺さった
・取材した人の中には、苦労して
分厚いストーリーを持っている人もいれば、
とんとん拍子でここまでやって来たような、薄っぺらい人もいる
どちらが良いとかではないけれど、
やっぱり身ひとつであてもなく海外に行って修行して来た人だったり、苦労している人には、
「ゆとり」がある。
他の人にはない、何か人を惹きつける魅力がある。
そう言う人がやっているお店はやっぱりどんな人が行っても居心地が良いし、その人の人柄がお店の雰囲気に出ている
お店によっては、肩身の狭いお店もあるって言ってたのが
これはすごくすごく、共感した
確かに、何だか居心地の良くないお店(すごくおしゃれなんだけど、何だかソワソワするお店)もあれば、
初めての空間で、特別な料理が出るわけではないけれど、いつまでもここにいたいと思える居心地の良いお店、好きだと思うお店もあって、
そういうお店は私もいくつも思い浮かぶ
中でも私はこの話を聞いた時、
勝手に「ぱんちょり」さん
が思い浮かんだ🇮🇳
ぱんちょりさんは、
広島の南インドカレー屋さん
ここでは詳しくは書かないけど、
店主の宮本さんの人生、ストーリーは、すごく濃くて分厚い。
初めてぱんちょりさんに行った時、
南インドカレー屋さんなんて、
とびきり異国な世界だし、
すごくドキドキした
だけどすごく居心地が良くて、
店主の宮本さんの経験、人柄そのものが
あのお店に出ていたんだろうなあ、と思う。
・旦那さんが取材メイン、奥さんが撮影(息子さんも)やレイアウトや文、最終的な判断、をしている。ちょっと奥さんの気の強い感じ、権限の強い感じが、また良い(笑)
・全てを丸裸にする必要はない
私は今まで、全部を伝えようとしすぎだ気がする
どうしてこのお店に来ようと思って、何が良かったのか、こだわりはここで、自分はどう感じたのか。
全てを余すことなく伝えようとしてた。
伝えることと、
あえて伝えずに想像させるところ、
そこをもっと分けていこうと思った
私の好きなインスタグラマーさん、
フードエッセンスト、
どの人も確かに、文に余白がある
・「私は今流行りの動画は嫌い」という言葉
お店のドアを開けたところからメニューもお店の中身も料理も、全てが分かってしまう
もちろん分かりやすさはすごいし便利だけど、全てを知ってしまったら行く楽しみが無くなっちゃう
確かにそうだと思った、
なんか気になる、行ってみたいな
と思って行ってみて、
気づきや発見があるからこそ
楽しいのだと思った✔︎
そういえば私も最近、
インスタやネットに載ってない
お店に行くのが好き🚶
自分で新しく、そのお店や料理の魅力を、
何の前情報も偏見もなく感じて、
見つけることができるから✔︎
_______.
メモ書きは一旦ここまで👆
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この憧れの雑誌の編集室に、
何をしに来たのかと言うとはっきり答えられない
まま、身ひとつでやってきた🚶
何かを得たいと言うよりも、
憧れの雑誌を作っている人に会ってみたいという
自分の中の好奇心が1番の原動力だった
でも、今日のこの夢のような時間のおかげで、
ますます「大人のteatime」が好きになった
だけでなく、
自分がやりたいことが
また1段階、明確になった気がする✔︎
それは何かというと、
"自分が良いと思ったもの、好きなものを、
自分の言葉で発信したい"
"それは不特定多数の人にじゃなくて、自分の感性や感覚に共感してくれる人に向けて。
そういう人に、長く愛される発信者になりたい"
"読む人には、
「この人がお勧めするものなら間違いない」
お店の人には、
「この人に紹介してほしい」と
思ってもらえるような、
そんな文を書く発信者になりたい"
まだふわっとしているけれど、
今までうまく言葉にできなかっただけで、
ここはもうずっとしばらくブレていないものな
気がして、すごく納得している🌻
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大人のteatimeが好きだと言う憧れの
気持ちだけを持って、
急に連絡をして、お忙しい中今回こうして
快く話を聞かせてくれた城尾さん
ご夫婦に心から感謝しています🌿
次お会いする時は、
餡子のお菓子を持っていこう🚶