早起きの魔法
みなさん、早起きは得意ですか?
私は平日は3時30分に起きます。会社の出社時間は7時半。朝は季節関係なく真っ暗ですね。シアトルはこれから秋突入、そして冬になれば、午前7時までは日は上りません。
起きるの早すぎない?家が会社から遠いの?何やってるの?変人?私にはできない?
ありがとうございます、どんなコメントでも受け止めます。笑
自宅から会社は車で渋滞もなく来る前10分の距離。7時少し前に余裕をもって会社に到着します。
私は早起きが本当に苦手でした。先日、コーチングをしていたクライエントさんが、早起きができるようになりたいと相談を受けたことをきっかけに、改めて私が、早起きに至った経緯を考えていたんです。
もともと朝起きるのはとーっても苦手でした。目覚ましが鳴っても、なかなか起きられず、30分、1時間経過。。。低血圧であることも、原因だったかと思いますが。
よく考えると小学生時代、母親に大きな音でドンドンとドアをノックされ、暗い部屋の電気をパッとつけられて驚くという経験をしていました。私の母は豪快な人なので、ドアのたたき方も豪快!「もう少し穏やかに起こしてくれればいいのに」と思っていました。まあ、反論すれば、「あんたが起きないからでしょ?」となるので、言いませんでしたが。その経験からか、私の娘には優しーく、穏やかに起こしてあげていますよ。(のつもり)
早起きすること、朝起きることが、憂鬱なものだという経験がインプットされていたんですね。
会社に入社した当初は、朝5時半くらいの起床でした。実は突然3時半起床を目指したわけではありません。最初の数か月くらいはこれを続けていたのですが、仕事関連の本を読みたいという欲求が生まれ、帰宅後の夕方から夜は、家事と子供の世話に追われるので、「朝に本を読もう」と決めました。でも早起きを始めたのは、30分早く起きただけ。朝起きて本を読んだ時の爽快感と、新しく何かを取り込めた、脳に刺激が伝わった、という快感があったのを覚えています。早起きできた日は一日の時間配分にも余裕があるような気持ちになりました。そのあと、数年かけて、もう30分早めて、また30分早めて、を繰り返して、3時半になったんです。
そのたびに、私は朝起きれた時にやりたいことができた時の気持ちを感じるようにしています。この作業を続けていくうちに、嫌だと思っていたことを楽しいものだという情報に置き換えられたんです。
もう一つのポイントは、早起きしたいからと無理しなかったこと。5時半起きから2時間早く起きるということは体にも負担ですし、ストレスもかかる。なので、30分ずつ。そして起きれない日は、そのまま体の気持ちを聞いて、30分長めに寝ても良いと決めました。起きれなくても自分を責めない。「今日は睡眠が必要な日だったね。」と自分に話します。
みなさんには克服したい、やめたい習慣ってありますか?まずはその習慣を変えることでどんな良いことが起こるのかを、想像してみてください。そして、それができたとき、どう感じるのだろうと想像してみてください。
何か小さな変化が起こるかも。
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