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私の人生に影響を与えた映画たち   ①インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 Indiana Jones and the Last Crusade (1989)

私は映画が好きすぎてアメリカに留学しましたが、そんな私の人生のターニングポイント、または、私を支えてくれた映画を紹介したいと思います。

記念すべき1本目の映画

監督:スティーヴン・スピルバーグ Steven Spielberg
主演:ハリソン・フォード Harrison Ford

この映画は、私の記念すべき、1本目の映画です。何の1本目かというと、私が人生で初めて見た映画です。インディ・ジョーンズシリーズが好きな人からしたら、なんで3作目の「最後の聖戦」なの?と思われるかもしれませんが、理由は単純。金曜ロードショーで放送されていたからです!この頃、私の年上のいとこが先に映画好きになり、当時販売されていた雑誌、”Roadshow"を読んでいたのですが、それをたまたま借りて読んで、映画というものに興味を持った私は、その週の金曜日に放送される映画を見てみよう!と思い、見たのがこの映画でした。

リバー・フェニックスに恋をして


人生で初めての洋画は、私にとってすべてが新鮮でした。特にこの映画は西部劇なので、馬や銃や、聖杯など、とってもかっこよく見えたものでした。幸いだったのが、この映画はシリーズものではありますが、基本、毎回完結する内容なので、いきなり3作目から見ても全然楽しめたこと。
そして、ミーハーな私は、インディの若かりし頃を演じた、リバー・フェニックスに恋したのです。実は、その時にはすでに彼は亡くなっていたのですが、まだインターネットがそんなに普及していた時代ではなかったので、私は、まだそのことを知らず、単純に彼に恋をし、彼の映画をもっと見たい!と思うようになりました。その後、もっと映画のことを知りたくなった私は、Roadshowを毎月購読するようになり、その時初めて彼がすでに亡くなっていたことを知り、しばらくショックから立ち直れませんでした。ちなみに、彼の弟のホアキン・フェニックスも大大大好きで、彼の映画もよくチェックしています。(彼がオスカーを取ったときは、まるで親戚かのように、大喜びしていました)

ナチスが出てくる

もう一つ、私がこの映画に興味を持ったのは、ナチスが出てくるということ。映画というものに、全く触れたことがなかった私は、ナチスは歴史の教科書でしか見たことがないものでした。私は、授業で第2次世界大戦について勉強したとき、ナチスの残虐性にひどくショックを受け、それと同時になぜそのようなことが起きたのか、強く興味を持ちました。そんなナチスがまさか、娯楽映画に出てくるとは思わず、その時、映画の深さを感じました。そして、私は、映画を見ることによって、さらに歴史に興味を持つようになりました。

この映画がすべての始まり

この映画を見たときは、まだ留学は考えておらず、ただ漠然と、外国っていいな、外国の男の人たちってかっこいいな、程度でした。しかし、この映画をきっかけに、映画をもっと見たい!と思うようになり、映画を見れば見るほど、本場ハリウッドのあるアメリカに行きたいという思いが強くなり、その結果、高校卒業後に留学することになりました。そういう意味でも、この映画が私の人生に与えた影響はとんでもなく大きいです。



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