【映画感想文】ローガンラッキー(上腕二頭筋)
アダムドライバー作品の中で好みのタイプ長髪ひげアダムのローガンラッキー。もしかしてアダムドライバー作品の中で一番好きかもしれないローガンラッキー。
もともとオーシャンズシリーズも大好きなので、とてもお面白く見ました。
何だか安心して見ていられる。水戸黄門みたいな感じですかね。
私の萌えポイントはアダムドライバーがベーコンの香りに誘われてクンクン鼻を動かしながら起きるシーン。
パターソンの美しい寝起きシーンとは全然違うもっさい寝起きシーン。寝起きってその人を表現する重要な演技なのだなぁ、と思いました。
なんというかアダムドライバーの「どうせチャニング・テイタムとダニエル・クレイグの次の僕3番手だし」という安心感というか油断してリラックスした演技がとても良い。とても楽しそうに演技をしているように見えます。
この映画、登場人物の上腕二頭筋の太さが凄い。
チャニングテイタムもダニエルクレイグも、もちろんアダムドライバーもみんな無駄に頑丈そうでした。アメリカの田舎ってこんな人ばっかりなのでしょうか?
冒頭の喧嘩シーンではお兄ちゃんに加勢するのかと思いきや、目にもとまらぬ早業で即席火炎瓶作って手際よく車を燃やす。ああ、この兄弟ずっとこんな事やってたのだろうなぁ、と感じさせるシーンでした。
どちらかというとガソリンスタンドに突っ込むより、この車燃やした方が警察に捕まりそうですが、その辺はまぁいいのか。
アダムドライバーが前インタビューで「スターウォーズに出演して周りに騒がれるようになったか?」みたいな質問で「自分はtallだしstrangeだし目立つらしくてすぐ見つかる」みたいな話をしていました。
その時tallって言ったってアメリカじゃ190cmぐらいの人は沢山いるだろうにな、と思っていました。出演映画でも彼が突出して大きい感じはしなかった。
でもこの映画でスピードウェイの一般人に混ざったアダムドライバーを見て「strangeだ!」と思いました。変というか目立つんです。何故だかわからないけど。長髪黒髪だからかな?
チャニングもそんなに身長は変わらないと思うのですがキャップをかぶると「あ、アメリカにこういう人いっぱいいるよね」という感じ。ダニエル・クレイグは存在感はありますがそこまで背が大きくない。で、アダムドライバーは何だか存在感あり、なのです。歩き方が変だからか?私が好きだからそう思うのかな。
売店でダニエルクレイグと買い物するシーンがあるのですが、このでっかい黒髪のしかも義手の人と何だか素敵なおじさまのコンビって売店のお姉さんは絶対覚えているよな、警察に証言出来ちゃうよな、と思ったのでした。
あと選曲がいかにもアメリカ!って感じでオーシャンズシリーズもそうですが、あの曲じゃなかったら全然違ったイメージなのだろうな、と思います。