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化石じゃないよ? おさわがせ二大巨頭 【ほねなしマンガ オオヘビガイ編】
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磯の観察会で「化石みつけた!」と呼ばれて見つかるのは、だいたいヒザラガイかオオヘビガイです(笑)。どちらも岩と同じような色で同化しており、あまり動かないので見間違えるのも無理はありません。三葉虫とアンモナイトは化石の中でも特に有名なものですしね!三葉虫が実際に見つかることはないと思いますが、私がよく観察会を開いている茨城県ひたちなかの磯はアンモナイトの化石が出る地層もあります。もしかしたら本当にアンモナイトの可能性もあるかも?怪しいと思ったらよく観察してみましょう!
茨城・海のほねなし図かん
File No.9 オオヘビガイ(軟体動物門)
※ほねなしとは、背骨を持たない生き物(無脊椎動物)のこと
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主な特徴
殻長約6cm。ヘビがとぐろを巻いたような形をした巻貝のなかま。
完全に石や岩に固着しているので動けない。岩に同化している。
殻口を上(空のほう)に向けてとぐろを伸ばしながら成長する。
殻には海藻や他の固着生物がくっついていることが多い。
殻口から粘液をクモの巣のように張って、ひっかかった有機物などを回収して食べる。
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見つかる場所
磯(潮間帯)の石や岩に張り付いている
採集難易度:⭐︎⭐︎
よく探せば見つかる
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この記事は地球レーベルが毎月発行している自然情報誌「地球らいぶ・茨城」で連載中“ひとでちゃんの茨城・海のほねなし図かん”2025年1月号掲載記事を改編したものです。
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