【磯の生き物図鑑】ヒトデ/棘皮動物
ヒトデとは
みなさんご存じ、海にいる☆形の生き物です。海を描くときには必ず登場すると言っていいほど、海を代表するアイコンとなっています。
専門的には、
というグループに分類されます。
棘皮動物の特徴は色々とあります。しかし一番の特徴は、なんといっても五放射相称の体を持っているということ。
五放射相称とは、5つの同じパーツが組み合わさって体ができているということです。星形のヒトデはとっても分かりやすいですね!
ひたちなかの磯でみられるヒトデ
茨城県ひたちなか周辺の磯では3種類のヒトデを確認しています(ひとでちゃん調べ)。
ヒトデは磯の王者。何でも食べる上に、敵がほぼいないため磯の食物連鎖のトップに君臨します。
そのため、今回紹介するイトマキヒトデは探さなくても見つかるほど堂々と、そこらじゅうにいます。
他の2種はサイズが小さいため、よく探す必要がありますが、一度見つかると近くに数匹いることがよくありますよ!
イトマキヒトデ
学名:Patiria pectinifera (Mueller Troschel, 1842)
分類:イトマキヒトデ科
・手のひらサイズ(約10cm)
・背側は青緑にオレンジの斑点
(まれにピンクや紫色の個体もいる)
・腹側は鮮やかなオレンジ色
・主に転石の下で見つかる
チビイトマキヒトデ
学名:Aquilonastra minor (Hayashi, 1974)
分類:イトマキヒトデ科
・指の第一関節サイズ(約1cm)
・背側は茶色のマダラ模様。
フチがやや赤くなる。
・腹側は乳白色
・転石の裏に張り付いていることが多い
ヒメヒトデ
学名:Henricia nipponica Uchida, 1928
分類:ルソンヒトデ科
・親指サイズ(約5cm)
・背側は朱色(ひたちなかの個体はほぼこの色)
・腹側はクリーム色。
・転石の下や、岩の隙間で見つかる
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