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外国人と日本

先日近所のコンビニでこんな光景を見た。

レジには2人の外国人が働いていて、1人はおばあさんを対応している。おばあさんは支払いに長い時間かかり、後ろの列は止まったまま。

一方の隣のレジはどんどんお客さんが流れている。「お先に並ばれていた方、こちらへどうぞ」とさばく方法を教わってないのか、日本語が出てこないのだろうと、おばあさんの方に並んだ私はその光景を眺めながら、ふと思った。

これが当たり前の光景になっていくのだろう。

超高齢社会と、労働人口不足は、この新型コロナを経た社会においても、変わらない現実として存在しつづける。

近年グローバル化が叫ばれ、今年開催予定だったオリンピックを目標に、外国人旅行者が過ごしやすいよう様々な改良があらゆる場所で行われてきた。

一方で、外国人労働者として、「日本に住む」という観点から日本を見た場合、彼らが問題なく暮らす仕組みが整っているだろうかと考えてみたりする。公共交通機関の乗り方から、契約に関してなど、日本人でも暮らしていく上で苦労する部分を、果たして外国人はどうやって理解し、対応していくのだろう。

彼らが日本へ出稼ぎにきているという認識はそろそろ改めないといけない。もう彼らがいないと社会が回らなくなる日が、確かに近づいてきていた。

今後も、必要で、来てもらわないといけないならば、彼らが日本の社会からはみ出てしまわないよう策を考えなければいけない。しかしながら、その前に、このコロナを、外国人だけでなく、あらゆること、ものに対して、”本当に必要なのか”ということを再考してみるいいきっかけと捉えることもできるだろう。


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