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稲刈りシーズン到来です

昔ながらの稲作農法は天日干しのハザ掛けです。現代の稲刈りでは、大型のコンバインを使って稲を刈り、そのまま籾殻付きで乾燥機のあるライスセンターに運び込みます。乾燥後、そのまま籾摺り機に投入され、玄米にされます。そして、生産農家に玄米として返却されます。

ライオンの隠れ家では、すべて天日干しにして約2週間ほど干します。これにより、お米は生きた状態になります。乾燥機で高温にすると、お米が死んでしまいます。自然乾燥されたお米は、そのまま生きています。籾殻をつけたまま大きな蔵に保管することで、熟成されたお米となり、食べる少し前に籾摺り機に投入して玄米にします。玄米はこぼすとそこから芽が出てきて、再び稲になってしまうのです。

ハザ掛けの方法は地域によって異なり、10段もの壁のように作るハザ掛けもあります。親戚やご近所の人々が総出で作業を行うのです。これが日本人文化の象徴です。

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