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体調が悪い時でもコンテンツを見続ける方法(2025年2月14日の日記)


生活

 昨日は痛くて眠れないほどだった耳の炎症が薬の効果で若干マシになる。仕事でコードの不具合修正と検証をひたすらやって夜。「耳を上にした状態で横になって点耳薬をさして20分ほど待つ」という治療を1日2回をやっているが、耳の奥まで水が入った状態で過ごすと気持ち悪いし、なんか耳から水が抜けていないような感覚のままで早く治したい。アニメを見る。

体調が悪い時でもコンテンツを見続ける方法

 何もしていないのに微妙に頭痛がしたり、眠かったり、どこかしら痛かったりする日が増えてきた。なんか猛烈に疲れたり、急に体調を崩したりすることもたびたびある。筋トレやウォーキングで何とか抵抗しているとはいえ、歳を取ればいずれこの微妙なバッドコンディションが普通の状態になると思われる。そうなると若い時期に使っていたベストコンディションを待ってコンテンツを試聴するというスタンスがなかなか取れない。アニメや映画、本などを摂取しなくなったら、変化や成長が鈍って自我が不可逆的に変化して色々失われてしまいそうである。バッドコンディションでどうやってコンテンツを楽しんでいくか。ここ数日はせっかく(?)体調が悪いので、アニメを見つつ色々試しながら考えていた。

視聴態度を妥協する

 たとえばアニメならショットのひとつも見落とさないぞ、いい評論を書くぞ、と思って観るから気が重くなるので、流しで見てもいいんじゃないかと思うようにした。あと抜けてる話数や初回から見なかったものでも全然見て良いんじゃないかと思う。アニメってそれでも全然面白いし。テレビ放送は動画プレイヤーと違って巻き戻せないので妥協がしやすくて助かる。

観るものを選ぶ

 コンテンツは世の中にめちゃくちゃいっぱいあるし、楽な形式のものを選んでみても見ただけで偉いんじゃないか。新書1冊読むのがしんどくてもNHKスペシャルを見ましたでもいいし、100分で名著でもいい。
 眠い日はASMRでもいいし、何もやる気が出んとなったらApple MusicでヒットチャートとかFor Youとかを流すだけでもなんか新しいものに触れている感じがしてくる。

アクセシビリティに頼る

 字幕や副音声は障害がなくても本当にありがたい。身体でもメンタルでも調子が悪くて頭に入ってこなくて全然わからん時に全部説明してくれますからね。あとウェブ記事ならALTとかリーダーモードとか、Kindleなら読み上げとか。アクセシビリティってすごく工夫されてるんだなって分かって面白いです。

体調が悪い状態での視聴に慣れる

 マインド面でも認識の能力の面でもこれは慣れの問題なんだなと思った。腰が痛い、目がぼやける、耳の調子が悪い、そういう状態で最初のうちは頭に入ってこなくても1時間くらい戦ってるとオッここに注目すれば分かるっぽいとなる。あとは意外とバッドコンディションでも分かるもんなんだなという自信や成功体験。そして毎日アニメ見てるのと同じ習慣化。繰り返しているうちに好き嫌いを問わずに惰性でやれて、惰性でやれると完璧を目指さないで妥協しつつも続けやすい。実況してる人を見てると相互にチェックしてるみたいでもっとやりやすい。みんなありがとう……。
 もうコンテンツを摂取してからオタクじゃないんだ……とか思ってないで、やれる範囲でやっていくマインドがあれば正のスパイラルに入って行ってちゃんとやれそうだなと思った。なんか結論が根性論すぎる。

きょうのカレー

豆のカレー、芋のカレー、レモンの漬物、バスマティライス

きょう観たアニメの感想

クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。7話感想

 さっきまで才人と糸青の浮気を疑って怒っていた朱音が、才人から渡された指輪で一瞬でときめいてしまう。こういうシーンが結構ある。何か出来事が起きるたびに情緒がいきなり両極端に変化するのでジェットコースターみたいな印象。間とか長回しとかいった停滞しそうな演出の徹底的な排除ぶり。でもなんかショート動画を連続再生したような感じで見れないわけではないというか、なんかもう逆にサクサクと見やすい。インターネットのショート動画の感性でこういう映像がどんどん出てくる時代が来るんだろうか。怖いが……

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います 6話感想

 仲間を救えなかったヒーラーが人殺しではないかと自分を責めている横でアリナさんが死ねーッって連発してるのホンマにデリカシーなくてカス過ぎるって!あとこのアニメ普通に恋愛談義のパートで留保も批判もなく玉の輿とか寿退社とか言うのマジで良くないよ!
 でも自立した収入を持って自由に生きたいっていうアリナさんの考えが出てきたあたりはこの作品に不足してた理想の自分らしい生活の要素を補完する貴重なシーンでかなり良かった。

空色ユーティリティ 7話感想

 ゲームに触発されて編み出された美波の必殺技・ペンギンスライダー。これが急にできたでもなく猛特訓の末でもなく、まあまあ練習して出来たというのが趣味モノの嬉しさの塩梅を分かっててよいですよね。手の届く範囲で何かができるようになる嬉しさ。常連のおじいちゃん3人もマンガの真似したショットを打つシーン。アニメの画風ごと変わるほどの主人公ぶり(イメージ)と、その割にはヘボいショット(現実)の緩急のおかしさ。実際のゴルフとはかけ離れたシミュレーターの変なゲームを大真面目にやっていくとまさかのペンギンスライダーが活躍。必ずしも正道のゴルフではないけれど好きな楽しみ方をして夢中になれていることこそを大事にする「主人公になろう」というテーマに忠実なエピソード。アニメの映像の面白さがちゃんといい話を導き出していて偉いよ。

日本へようこそエルフさん。6話

 バトルは正直しんどいので、今回みたいに日本パートで家事や料理やアニメに触れて新しい世界を知る喜びを満喫しているマリーだけずっと見てたいよ。都心の高層マンションでマイカー持ちなあたりからして良い生活してるなと思ったが、まさかの図書館職員のご近所さん夫婦と待合せてフレンチレストランのフルコースへ。あまり日本っぽくはないけどレストランの内装もコース料理も凝った作画で見応えがあり、内容も割と上品な会話で思ったより全然いい。この話はマリーが日本を知るだけじゃなくて、カズヒホも2人で過ごすうちに行動範囲を広げたり社会へとより参加するようになっていって日常をより豊かに感じる話っぽい。旅行へ行く計画を立ててるのとかまさにこの話だなと思う。
 カズヒホの生活水準は平均よりだいぶ高くて現実的じゃなさすぎるとは思うんだけど、六畳一間で日高屋とか行ってこのテンションだったら日本や日本人男性を全肯定するポルノすぎてマジでいたたまれないからやっぱりリッチな方が良いと思います……!


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