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人に喜んでもらうということ。

「ミセス・ハリス パリへ行く」をNetflixで視聴した。

ディオールというキーワードだけで選んだんだけど、面白かった!

私は、高校を出た後にアパレルの販売員をしていたんだけど、そこの会社は入社してすぐの研修で、結構しっかりファッションについて教えてくれて。
会社では低価格なメーカーも扱っていたけど、どこに配属される子でもみんな一緒に基礎を学ばせてもらった。

その時に、ファッション通信とかWWDとかよくみときなさいよ!と先輩方に言われたので、たくさんのコレクションを誌面を通して観ることができたから、今でもランウェイは大好き!

パッとみたら、もちろん普段着にはできないようなものが多いんだけど、そこからインスパイアされたプレタポルテのコレクションを見て、
「ほー!これはこうなるのか!」
ってワクワク!

オートクチュールのドレスは大好物!
販売員を辞めた後、結婚出産とあっという間にやってきたので実際には転職はしなかったけど、勤めるならドレスショップで働きたい!と密かに思っていたのだよね。

不安そうにフィッティングルームに入って行った後、出てくるお客様の顔がキラキラしていると本当に嬉しかった。
私は服はデザインできないし作れないけど、一緒になりたい姿やコンプレックスをチャームポイントに変えたいと思って接客していたから、キラキラしたお顔で出てこられるとこちらまで幸せな気分になれる。

WEB制作も一緒で困ってることやこうしたいな〜を一緒に形にしていく過程が、いちばんワクワクするポイントかな。

さて肝心の映画の話。
ミセス・ハリスの得体の知れない魅力。
あれは一体なんなんだろう。

それは自分の想いに素直である、ということなんじゃないかとも思う。
戦後、大変な時代のを過ごす中で、自分の気持ちや想いなんて置き去りにしなければならないことの方が多かったのではないだろうか?

それでも彼女は、自分の美しいと感じた想いを素直に受け止め、大切にし夢を叶えようとした。
そんなところに芯の強さを感じるし、そういう人はチャーミングな魅力に溢れてくるのかな。

実際のところ、子育てや仕事、日常に追われていると自分の感じたことや思ったことを蔑ろにしてしまうことが多い。
でもそんなことを続けていると、やっぱりちょっと心が荒んでくるのだよね・・・
映画を見ようと思ったのも、夏休みに追われなんだか荒んでる?インプットしてなくないか?って感じたからで。

今日の映画鑑賞は大成功でした!
楽しかったし、綺麗だったし、何より見終わったあとになんだか暖かい気持ちに包まれてる。

幸せな夏休み最終日となりました。

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