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嗤う繊月

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素晴らしいお表紙は紅香様@ SKIMAより。無断使用を禁じます。 怖い怪談調BL。18禁。
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記事一覧

嗤う繊月⑩

魔が魔がしきに触れるな そうですよ! 何でも聞けばいいというもんじゃないし、 何でも知れ…

嗤う繊月  9

味わいの想像(R15) そうですよね!興味が湧きますよね! 多分。美味しいんだろうなぁ。 …

嗤う繊月  ⑧

家庭科の授業 戦場料理 はい。食べられた。 食べられたね。 そう。食べられてしまった。 …

嗤う繊月  ⑦

第三章 古木陽毅 視えてしまうから オレねえ、学校の教師やってんですよ………。えっ、学生…

嗤う繊月  ⑥

閑話  『駅の構内のベンチ』 まったく、あの男は何だったのだろうか。 役場勤めを称するさ…

嗤う繊月  ⑤

トンネルの奥に潜むそれは ははぁ……。じゃあ、覚悟はいいね? カッコ悪く、泣きべそなんて…

嗤う繊月  ④

今度こそ、現れる霊の話 そうだな。トンネル霊。トンネル霊。まーた、そんな怒ったように言わないでくれるか。 トンネルには最近不気味な現象が起こってると、役場に電話報告がよくかかって来るんだ。 なんでも……「うめくような不気味な声が、トンネルの奥から響く」「女の霊が現れる」「半身しか無い女が這いつくばって後ろから来る」…… てけてけさんやひきこさんの二番煎じみたいだな、とその顔は思ってるな!思った、思った、俺も思い浮かべた。 いつかどっかで聞いたことのあるような懐かしさ

嗤う繊月  ③

乗り過ぎ注意 あの女将かぁ。 多分……人間なんかじゃあ……ないですよね。 だって!人間な…

嗤う繊月 ②

謎の事件 ふふふ。そうですね。それくらい、まるで秘密がありそうな珍しい良い泉質なのですよ…

嗤う繊月  ①

始まり その日は通勤の帰りだった。 家までの長い道のりは車か、バスに乗って帰るしか手立て…