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筑西・結城方面に視察に行ってきました!

こんにちは、ひたち若者かがやき会議です!私たちの長期的な組織運営や場づくり運営について考えていくにあたって、茨城県西部方面に視察に行ってきました!今回はイベントレポート記事になります。

主な視察場所


■結城市:シェアスペース「yuinowa」+まち歩き

Coworking & Café yuinowa
茨城県結城市にある築90年を超える旧呉服店をリノベーションして誕生したシェアスペースです。何かを形にしたい人のためのコワーキングスペースを中心として、カフェ、シェアオフィス、栗の木のそびえる中庭、多目的に使用できるレンタルスペースで構成されています。住む場所や働き方・暮らし方も様々な人が日常的に集い、結城や周辺地域での暮らしや活動のために必要なアイデアを生み出したり、コミュニティの輪を広げていくための拠点となることを目指しています。

結いプロジェクト
紬と歴史ある蔵の町並みが今も残る結城市。結城の“結”という言葉には、「結い」という意味があります。「結い」とは、屋根の葺き替えや田植えなど共同で行う作業を言います。大きな労力が必要となる作業をみんなで協力して成し遂げていくという精神です。そのように、一人一人が繋がって、広がっていけるような、そんな魅力ある町“結城”にしたいという思いから、“結いプロジェクト”というチームが結成され、現在、結城を中心に20数名が集い活動しています。今回結城市街を案内してくれたのは、結いプロジェクトの中心メンバーでもある、一般社団法人MUSUBITOの飯野さん。yuinowaというスペースを上手に活用しながら、場とイベントと、そこにいる人々を上手に「結んで」います。

飯野さん(画像右から2番目)とyuinowa前で撮影


■筑西市:筑西市役所 1Fチャレンジショップ「筑西BASE

筑西市役所
下館駅前一等地に建つ複合商業施設「スピカビル」をコンバージョンしたものです。スピカビルはスーパーを核店舗として開業しましたが、売上げ低迷からスーパーが倒産、核店舗を失ったスピカビルは空きスペースが目立ち始めました。その後、複数のスーパーが誘致されましたが売り上げ低迷は変わらず、出店・撤退が繰り返されたそうです。このように、駅前からスーパーや百貨店が撤退して空きビル化するケースは多々ありますが、筑西市役所は市民・地元自治会・市議会等の熱心な取り組みにより、空きフロアが多いビルを市本庁舎にコンバージョンで再生した成功事例です。

筑西BASE
筑西市役所1F、市役所に来た人がふらっと立ち寄れる、木のぬくもりとアイコンのヒヨコが可愛らしい店舗。ちょっとしたプレゼントに最適な、筑西市や近隣市の良いものを販売しています。筑西市は、市内の賑わい創出等のためチャレンジショップ(試験的に営業する為の店舗)を設置し、市内で創業する方を応援しています。現在オーナーとして立たれているのは、Webデザイン・グラフィックデザインの事業を本業としている沼㞍(ぬまじり)さん。市民の方々との日々の交流を深めながら、個人としての経験も積みつつ、まちづくりの一端を担っています。

筑西BASE オーナーの沼㞍さん(写真中央)と筑西BASE前で撮影

■筑西市:ごじゃの場 with ちくせい若者まちづくり会議

ごじゃの場
筑西市役所が主催する地方創生プロジェクト「ちくせい若者まちづくり会議」の中で生まれた、コロナ禍で浮き彫りになった学生の居場所不足を解消するため、アパートメントの2Fを改築してできた場所。改築費はクラウドファンディングを活用して調達しました。アパートは、下館駅北口から大町通りを歩いて10分、1月・7月にはお祭りが行われる大町通りに位置しており、普段は高校生の通学路や地域の方のお散歩コースとなっています。1Fにはカフェやボイトレ教室があり、憩いの場となっているそうです。

ちくせい若者まちづくり会議の皆さんと「ごじゃの場」で撮影

商家などの資源を生かしたまちづくりの取り組みを長く行っている結城市からは、地域特性を生かしたまちづくりを考える重要性や、なんといっても飯野さんのような人的資源・関係性を形成する大切さを感じました。

また、筑西市の皆さんとの会話からは、場づくりにおける課題感は近しいものがあることや、ある種の”勢い・若者の感性のままに”という側面で意思決定していくことも大切だと感じました。

今回の知見を活かし、日立市の若者中心としたにぎわいづくりの一助となる場づくりについて検討を進めていきます!

引き続き、ひたち若者かがやき会議各種SNSのチェックをよろしくお願いいたします!

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