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未来館ビジョナリーキャンプでビジョナリーの思考プロセス可視化を担当しました。
未来へのビジョンを持ち、実現に向けて周囲を巻き込んで、自ら行動できる人「ビジョナリー」。そうした若い才能を発掘・支援するために始まったプロジェクト「未来館ビジョナリーキャンプ」。選ばれた3チームは研究者・クリエイターをメンターにしてコンセプトを体感できる作品を制作し、未来館に1年間展示されることに!というすごいプロジェクト。そのうちの1チーム「チーム葛藤」の、ビジョナリーキャンプへの参加から、ビジョンが固まっていくまでのプロセスをヒヤリング〜グラレコ〜一枚絵にまとめるのを担当させていただきました。最終展示が始まる前に一度時間いただいてヒヤリング〜とりあえずのグラレコ、後日にグラレコ内容や追加でヒヤリングしながら、ビジョナリーがどういうプロセスで自分たちのビジョンにたどり着いたかを一枚絵にまとめました。
ビジョナリーキャンプ
テーマ:「2030年のコミュニケーション」
場所:日本科学未来館 3階 常設展「ビジョナリーラボ」内
主催:日本科学未来館
協賛:ブルームバーグ・エル・ピー
展示までの流れ:
2018年12月 応募開始
2019年02月 キャンプ参加者 決定
2019年03月 キャンプ開催 優秀チーム決定
2019年10月 未来館での常設展示開始
担当したチーム「チーム葛藤」
担当させていただいたチームは「チーム葛藤」。10年後の2030年に自分たちが直面する仕事と子育てという問題について考え、サポートしてくれるテクノロジーを使おうとする際に、親の存在意義は?テクノロジーにお任せでいいのか?というような出てくる葛藤について考えていたチームでした。最終的には子育てだけでなく、将来さまざまなテクノロジーがでてくる時に、利用を検討するときにでてくる葛藤を大事にしよう、葛藤すること、葛藤に向き合う姿勢こそが大事だ、というビジョンにつながりました。
#チーム葛藤 は10年後の自分たち #アラフォー をリアルに想像したアイデア「子育てをしてくれるちょっと弱い5歳児ロボット」。彼女たちの問題意識の根底には、#テクノロジー のおかげで便利になり便利に豊かに #選択肢 は増えるけど、そのおかげで新たな葛藤が生まれるんじゃないか…というもの pic.twitter.com/xiMv8pQwUD
— 未来館ビジョナリーキャンプ Miraikan Visionaries Camp (@miraikan_vis) May 23, 2019
思考プロセスをヒヤリング〜グラレコ
展示が始まる10月にむけて、9月にチーム葛藤の高橋さん、永末さん、メンターの松山さんにヒヤリングさせていただきました。ビジョナリーキャンプへの参加きっかけ、チーム編成、話し合いからビジョンにたどり着くまでを聞きながらメモ。最終的にビジョンに到達する話の流れだったので、下から登っていくように書いて一番上にビジョンを!と思いましたが、とりあえず内容を把握・メモするので精一杯なグラレコに・・・。
#チーム葛藤 は、チームを結成した時から、これまでどんなことを考えたり、感じたりしながらビジョンをカタチにしてきたか、その過程を、プロにグラフィックレコーディングしてもらいました🌱👍 #未来館ビジョナリーキャンプ pic.twitter.com/UhfmEF2P2N
— 未来館ビジョナリーキャンプ Miraikan Visionaries Camp (@miraikan_vis) September 17, 2019
追加ヒヤリング〜全体再構築〜イラスト化
書いたグラレコをベースに再構築しながら、足りてなかった部分を追加ヒヤリングしつつ、イラストとして全体を再構築してみました。もともと上にビジョンをどどんと書いて、そこに向かっていく行程として描こうと思っていたので、そのままですが山登りメタファーでイラスト化。もりもり登っていくチームメンバーをイラストで描こうと思いました。
できたイラストがこちら
内覧会にも参加してきました
一般公開の前に内覧会があり、こちらにも参加させていただきました。日本科学未来館の3階に常設展「ビジョナリーラボ」として展示され、10/5より1年間展示とのことでした。自分が担当した思考プロセスのパネルも同様に掲出いただけるとのことだったので、未来館に関われてとても嬉しかったです。展示されている映像にもグラレコ模様のカットいれてもらえてさらに嬉しかった。
1年間未来館で展示されているので、ぜひ未来館行ってみてください。