星野源さんの「うちで踊ろう」にイラストコラボして、娘も踊るアニメーションを作ってみた。
星野源さんがInstagramや各SNSに公開した楽曲「うちで踊ろう」に、楽器の伴奏やコーラスやダンスでコラボを呼びかけたことがきっかけで、さまざまな人が自分の考えるコラボでこれに乗っかって発信していて、音楽の力やものづくりの楽しさが伝わる大きなアクションになっていました。私もぜひなにかやってみたいと思ったので、最近自分の中で流行りだした、Procreateを使ったアニメーションで何かやってみることを決め、いろいろ途中で思いつき路線変更ありつつも、最終的には娘も乱入してうちで踊るアニメーションができあがりました。制作過程をメモっておきます。
星野源 – うちで踊ろう Dancing On The Inside
000 Procreateでアニメーションしたい
以前のnoteでもアニメーションやってみて楽しかったことを投稿していたのですが、イラストを拡張できたような気持ちがとても楽しく、今回楽曲にコラボ募集されていましたが、自分はやはりイラストやアニメーションでコラボしてみようと決めました。
001-084 星野源さんをアニメーションしたい
まずやってみようと思ったのは「うちで踊ろう」を歌っている星野源さんをイラスト化してそのままアニメーションにしてみようという思いつき。一緒にご飯にいった友人をイラストに描く、という自分企画「めしとも絵ログ」というものをたまに描いているのですが、その描き方と同じような線で星野源さんを描いてみたい!というモチベーションのもとに描き始めたのですが、ある程度滑らかアニメーションにしたいと思って1秒間に6コマで設定してみたのですが、「うちで踊ろう」は57秒、1秒に6コマだと・・・342コマ。70〜80コマ描いた時点でやたら右手が痛くなり、これは最後までたどり着けん…とようやく気づきました。
085-102 少しづつ線を太く曖昧にしてみる
上の見出しにある数字はアニメーションのコマ数です。80コマをすぎて限界を感じて、とりあえず精密に描くのを少しずつやめてみれば可能性あるかも?と考えて、線を1%づつ太くしてみました。1コマで変えていくと変化が早すぎてアニメーション上も一瞬で変わってしまうので、1%増やして6コマ程度描いて、次また1%増やして・・・と、どんどん太い線に。そして一番線ひいててしんどいギターの弦を描くのもやっとはしょりました。でもまだまだしんどい、342コマまでは程遠い。
103-150 もっともっと曖昧な線に
何度も描いて嫌になったギターの線は省略したものの、今度は動画として変化があって面白いものにするために、単純に線減らしていくだけじゃなくて、もっと思いっきり単純化してシンプルな図形が動いてるようなところまでいけないか?と思ったものの、やってみようとするととても難しい。とりあえず直線を繋ぐ描画で描いてみたが、でもまだまだ半分にもいってない…
151-190 もう線も無くしてみる
シンプルな図形が音楽に合わせて動くだけでも面白いはず、とちょっとずつはしょってみる。ただギターの音はこの曲で大事な部分なので、手とギターの○とネックの線だけは残しました。とうとう342コマの半分を超えました!
191-342 ここで娘を登場させてみる
190コマを超えて、残り150コマ程度。このまま省略して続けても・・・と考えて、ここでぜんぜん違う内容をつっこんでみることにしました。そもそも「うちで踊ろう」のコラボ、曲やダンス、楽器でコラボしてねというものだったので、うちの4歳のむすめに、「ちょっとダンスしてみて」とお願いしてみました。右からはいっていて左へはけていくようにお願いして、自由に3〜4本踊っている娘を撮影、それのいいところを取り込んでみることにしました。思いつきのアイデアでしたが、ダンスでコラボもできたし、とてもいいまとまりのアニメーションができました。娘に感謝。そのまま最後まで娘ダンスで締めました。