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「Inaoなリライト」その22 ~笹井 じゅんこ さんの自己紹介文より

目にも美味しいチーズプラトー!

「Inaoなリライト」では、
LinkedIn上の自己紹介文を
自由に解釈してリライトします。
※SNS紹介を許可頂いた方のみ紹介。

笹井 じゅんこ さんのチーズの世界、
世界のチーズをぜひ!

(ここからリライト引用)

チーズの「本場」はどこなのか?

「やはりフランス一択でしょう」
アメリカが量では断トツ!」
スイス、ハイジの伸びるチーズ!」
「乳製品なら、モンゴル?」

様々な意見が出てくることでしょう。
しかし、笹井じゅんこさんのリライトを
始めるにあたって、私には
そのどの答えもしっくりこなかった…。

私の回答は、後のお楽しみとしましょう。

笹井さんと言えば、チーズ。
その華麗なるチーズの盛り付けの画像を、
LinkedIn上のご投稿で目にした方も
多いのではないでしょうか?

私は、そんな笹井さんのキャリアの
重要な分水嶺の一つが、
「ベルギー」があるように思った。

「ほう、ベルギー…?
ビールにチョコに、ワッフル!
でも、あまりベルギーにチーズ、
というイメージはない
のですが…」

そう思いましたか?
しかし、笹井さんのここまでの歩み、
そしてここからの歩みを語る上で、
ベルギーは欠かせない、と思うのです。

滋賀県の湖西市のご出身。
現在は横浜在住で、同じ年齢の旦那さん、
三人の子どもとの五人暮らし!

そんな笹井さんは、
小学生の頃から料理やお菓子作りが大好き。
中学生の頃にはダイエットに夢中。
大学に「食物学科」を選択したのは、
言わば必然であったかのように思われます。

大学卒業後は、サントリー
パブリシティサービス(株)に入社。
サントリーと言えば、ウイスキーです。
有名な「山崎蒸留所」のPR室に所属する。
東京の本社への異動後には、
ワイン・リキュール講師として
全国各地を回ってセミナーを担当していく。

「じっとPCの前に座っているよりも、
人前で話す仕事のほうが楽しかった」

そのように笹井さんは振り返っています。
さあ、ここで「ベルギー」!

笹井さんは旦那さんの仕事に伴って、
二年間のベルギー駐在生活へと旅立ちます。
まだ幼い長女・次女を連れて…。

まずはベルギーの場所を確認しましょう。
ヨーロッパ。フランスの北。オランダの南。
東にはドイツがあります。
公用語はフランス語・オランダ語・ドイツ語。
…そのいずれも「チーズ大国」です。

そう、ベルギーには
「世界各国のチーズ」が集まってくる。
スーパーに行けば、棚一列の全体に
ずらりとチーズが置かれていることも多い。
街にはフロマージュというチーズ専門店がある。
マルシェには必ず「チーズ屋台」が出る。
ビールにチーズを合わせることも多い…!

日常の生活の中に、常にチーズがあった。
それらの産地を巡る旅の数々。
笹井さんの中で、チーズの魅力が膨らむ。

…笹井さんのチーズプラトー、お皿を見れば、
そこには様々な来歴のチーズたちが
個性を活かして「映えて」いますよね。

笹井さんは、ベルギーでの子育てを通して、
「それぞれの個性を活かす」ことを
身をもって味わってきたのです。

現地の幼稚園に通った子どもたち。
しかしそこで、一部の日本人ママ同士の
過剰なつながりをしんどく感じていた。

「…どうして、いつも一緒に
日本人だけで固まっているの?」


長女が小学校に上がる時には、
日本人学校ではなく、幼稚園の友達がいる
「現地校」に通わせることを決めました。
豊かな個性を持つ子どもたちがたくさん。
「個性を尊重するのが当たり前」の世界…!

『みんな違って、みんないい』

これが笹井さん家族の価値観の一つへと、
自然と「熟成」されていったそうです。
長男も、ベルギーでご出産。
今の笹井さん、そして笹井さん家族の
「土台」を作り上げたのは、
このベルギーでの生活なのではないか…と
私は感じているのです。

帰国後の笹井さんのご活躍は、
2024年に開設された
ホームページに詳しく載っている。

◆「じゅんこさんのおうち」

このホームページのコンセプト、
ネーミング、ロゴなどを考案したのは、
『オモシロタノシズム』で
LinkedInでも有名な田井 祥文さん。

「『チーズそのものの魅力や価値』より
『チーズのある楽しい暮らし』をこそ、
積極的に発信していく」

「その楽しくて美味しいチーズのある
暮らしを通して、ご自身だけでなく、
『家族や友人たちも
共にハッピーになれる』と嬉しい」

「ただ『楽しい・美味しい』だけでなく、
すぐそばに幸せがある、
ほっと安心できる…そんなことに
気が付ける場を育んでいきたい!」

話し合いの中で、徐々に明らかになった
想いを汲み取って、
チーズを「おうち」に見立てた
ロゴデザインが熟成されていった。


「…家族に恵まれ、仕事も順風満帆。
ベルギーで国際的な生活も経験し、
帰国後にはチーズの世界大会にもご出場!
チーズの第一人者としてホームページまで!
もう、言うことなしの人生ですね…」

…皆様、そのように思われましたか?

でも、取捨選択されて書かれた来歴からは
見えづらい「凹んだ時期」が、
実は笹井さんにはあったのです。

それは、帰国後の2017年の
第一回フロマジェジャパンで準優勝、
同年の世界大会に出場した後のこと。
自宅での教室の他、チーズスクール専門講師、
協会理事として精力的に活動してきた
笹井さんは、心身共に体調を崩しました。

「…私のやりたいことは、これだったっけ?」

モヤモヤが、たまりにたまっていたのです。
半年ほど何もしない時期ができました。

笹井さんを救ったのは「はちみつ」です。
ある企業とのご縁で「チーズ×はちみつ」を
切り口にしたセミナーやイベントを開催。
『笹井さんらしい』チーズへの関わり方を
徐々に模索していくようになった、とのこと。

しかし今度は『コロナ禍』が襲う。
オンライン講座を模索している時に、
長女が高校を休学した。
度重なる危機に不調を感じた笹井さんに、
再び、半年ほどの休養が必要になる…。

その時に笹井さんを救ったのは
旦那さんが勧めた「エッセイ」でした。
自分の気持ちをアウトプットしていく。
その中で癒していくことができた、とのこと。

そんな凸凹を乗り越えて、笹井さんは
オンライン講座、研修講師、食育講師など、
『笹井さんらしい』チーズの関わり方で
鮮やかなご活躍をされているのです。

…チーズの「本場」はどこなのか?

冒頭に挙げた問いに対して、
私はこのように答えたい。

「それは『じゅんこさんのおうち』
同時に、笹井さんのチーズに触れた、
皆さん一人一人のお皿の上、
チーズプラトーの上こそが、それぞれ
唯一無二のチーズの本場なのです」と。』

(引用終わり)

※ベルギーについてはこちらもぜひ↓

※「じゅんこさんのおうち」はこちら。
『オモシロタノシズム』の田井 祥文さんと
ホームページのコンセプト、
ネーミング、ロゴなどを
たっぷり話し合ってつくったそうです!↓

笹井 じゅんこさんのご家族、
Jun SASAI (笹井淳)さん、
Yume Sasaiさんの
プロフィールページへもぜひ!

※「Inaoなリライト」詳細はこちらから。
クリエイターサポート版は、
2024年4月26日まで、若干名の募集です。
応募状況や諸事情により、
予告なく打ち切る場合もございますので、
ご依頼はお早めにどうぞ!↓

※過去のバックナンバーである
砂押 美穂さん、金谷 武さん
宇野 恵美 (Satomi UNO)さん
宮内 利亮さん
ダレーア 葉子 🍷さん
緒方 きえ(Kie Ogata)✍さん
渥美 幸大(Yukihiro Atsumi)さん
白井 由香さん
若林由香 しあわせ社長さん
井口 大輔 a.k.a Diceさん
塚本 智美さん、石森 宏茂さん
小野寺 梨紗 リサッチさん
中島 伸二さん、網野 光咲さん
水野 敬さん の『Inaoなリライト』への
リンクも貼っておりますので、ぜひ。

※最近書いた「その17」
田中 伸生さんのInaoなリライトはこちら↓

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