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2023年6月24日 神保町ツアー応援!
私は残念ながら行けないのですが、
LinkedIn上の
砂押 美穂 さんの『文学部』で
神保町ツアーがあります。
そこで、
以前に投稿した神保町の
『孤独のいなおグルメレポート』
の記事を若干リライトして、
再投稿してみます。
よろしければ、心の予習用に
(行けない方は心の妄想用に)
ぜひお読み頂ければ幸いです。
ただ、文中にもありますが
神保町へ秋葉原から
歩いていくのはけっこう、
いや、かなりキツいので、
(というか、かなり無謀)
素直に神保町駅まで電車で
行ったほうがいいと思います。
では、以下からどうぞ。
📚📚📚📚📚
某日、私は「神田・神保町」へ向かうべく、
「秋葉原駅」に降り立ちました。
「…あれ、秋葉原駅から神保町って、
かなり離れていますよね?
何か間違えた? うっかりさん?」
いやいや、そうではないんです。
神田、というエリアは、実はかなり広い。
せっかくなので「神田明神」に
お参りをしてから神保町へ向かおう!
と思ったのです。
(注:秋葉原駅~神保町は遠いため、
神保町が目的の方は真似せず、素直に
地下鉄の神保町駅で降りたほうが良いです)
神田明神。
この神社は、外神田という場所にあります。
外神田があれば、内神田もある。
外と内を分けるものは何か?
『神田川』です。
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…かぐや姫のフォークソングじゃないですよ。
西の三鷹市の井の頭池から東に流れてきて
両国橋のあたりで隅田川に合流する川。
東京の都心、ど真ん中を流れています。
外神田は神田川の北側の「外」のゾーン。
ここに、神田明神があるのです。
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秋葉原駅から西に歩くと、石段があらわれる。
それをひいひいと登れば、神田明神です。
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お参りを済ませ、さらに西に向かいます。
東京医科歯科大学や順天堂大学の病院。
こんな都心にでっかい建物があるなんて
さぞやがっぽがっぽ…と小市民的に思いつつ、
「壱岐坂上」の三差路に出る。
ここから坂を下っていきます。
そう、東京には意外と坂が多いんですよ。
アイドルグループではなく「リアル坂」が…。
まさに「坂に会える街」と言ってもいい。
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ここは正確には「新壱岐坂」だそうで、
本家本元の「壱岐坂」は、古い狭い坂。
大正の関東大震災の復興計画で開かれて以来、
こちらがメインの壱岐坂になった、とのこと。
この坂を下れば海が見える…ではなく、
「東京ドーム」が見えてきます。
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漫画『はじめの一歩』で
幕之内一歩が戦った「後楽園ホール」も!
思わず「まっくのうち!」と言いながら
デンプシーロールのシャドウをしたくなる
衝動を押さえつつ(本当にしたら不審者)、
「JR水道橋駅」へとたどり着きます。
駅の東口から神保町駅までの道は
「白山通り」と呼ばれていまして、
ここから神田古書店街の一角、となるのです。
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「奥野かるた店」など、
すごくマニアックな専門店もある…。
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うん、何だか、雰囲気が高まってきたぞ。
まさに神保町は、サブカルの聖地!
ニッチな専門店も、いっぱいあるのです。
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さて、いよいよ「神保町交差点」です。
この真下に、地下鉄神保町駅があります。
大通りの「靖国通り」沿いも良いですが、
ここはやはり一本南の「すずらん通り」へ。
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神保町には、カフェも点在しています。
すずらん通りの西端のあたりからは
「さぼうる」という有名店が見えましたが、
もう凄い行列でした。ここはスルーして…。
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さあ、いかにもな古書店街が現れてきました。
カゴに無造作に入っている、古い本の山々!
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店内は、と見ますと「この道〇〇年」的な
古強者店主が永遠の時をくゆらせながら
お客が物色している様を見ている…。
そんな風景の中、例えば
「軍学堂」「光和書房」というお店の横に、
「Tommy's Pudding」という
オシャレスイーツのお店が並んでいる…。
これぞ、東京の新旧風景なのです。
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そんな街を見ながら私は、急激に
「腹が、へっ、た…」と
『孤独のグルメ』のゴローさんばりに
空腹を覚えたため、
すずらん通りの東端「駿河台下」の
交差点を渡って北上、
お目当てのお店へとたどり着きました。
(正確には神保町ではなく小川町ですが)
…そのお店の名は『エチオピア』。
スパイスカリーの専門店!
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「今日の俺は、何腹なんだ?
カレー、いや、カリー腹だ!」と
内心でゴローさん風につぶやきながら。
(注:あくまで内心、声に出すと不審者)
私はビーフカリーにマンゴーラッシー、
アッチャール(玉ねぎの付け合わせ)を
食券で買い求めました。
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これがまた美味、しっかり辛い。美味い!
70倍まで辛さを調節できるため、
激辛好きもどんとこい、のお店なのです。
(注:私は3倍に留めておきましたが)
一皿ずつ丁寧に作るため、提供はスロー。
しかし、これはご賞味いただきたい。
時間に余裕のある際に、ぜひ。
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さて、靖国通りに戻ります。
神保町は、本当にニッチなお店が多い。
「浮世絵版画専門」のお店まで!
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2025年に、大河ドラマ『べらぼう』が
放映されたら混雑するんだろうなあ…。
(注:葛飾北斎などを世に売り出した、
江戸のメディア王、蔦屋重三郎が主人公です)
…そう思いながら眺めていると、ちょっと
足が疲れてきましたので、休憩したくなった。
しかし「さぼうる」に並ぶのは、厳しい。
そんな時にオススメなのが、
靖国通りの一本南、すずらん通りの北、
「文房堂」のギャラリーカフェ、
その名も『古瀬戸』です。
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ここは、おひとりさまにも優しい作り。
パンケーキ! 若い人カモン!のカフェだと
どうしても浮いてしまう危険性がありますが、
何と言うかこう、落ち着いた雰囲気なのです。
浮世に一人、孤独でも、浮かない。
ホットコーヒー「古瀬戸ブレンド」で
ほっと一息…。こうして私のつかぬ間の
『孤独の神保町巡り』も終幕となりました。
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最後に、まとめます。
本記事では、JR秋葉原駅から神保町までの
「神田巡り」の一断面をお伝えしました。
さて、今度は皆様の番ですね。
読者の皆様の「推し神保町スポット」は、
どこですか? どこに、行きたいですか?
📚📚📚📚📚
…という再投稿でした。
書いていたらまた行きたくなりました。
神保町は、行くたびに古くも新しい
出会いがあるような、
そんな街ではないかと思います。
◆古書店街の由来はこちらから↓
今回のツアーに参加する方も、
そうでない方も、
ぜひ、自分なりの神保町を
味わってみてはいかがでしょう?
いいなと思ったら応援しよう!
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