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「Inaoなリライト」その31 ~島谷 栄伸 さんの自己紹介文より

DX、デジタルトランスフォーメーション!
島谷栄伸さんはこの「DX」の推進担当です。
デジタルの鬼。ロジックで攻める。変えていく!
…もしかして、そんなイメージがありませんか?

しかし自己紹介文を読ませていただき、
この私の勝手な先入観は
粉々に打ち砕かれた。ぶっ飛んだ。

今回は島谷さんの自己紹介文を
私なりにリライトした文章を公開します!
ぜひお読みいただけますと嬉しいです!
(注:SNSでの公開を許可いただいた方の
リライト文のみ公開しております)

(ここからリライト引用)

「わたくし、生まれも育ちも広島・尾道です。
大阪・梅田で家電を売って、
姓は島谷、名は栄伸。
人呼んで『DXの栄』と発します」


…読者の皆様は『DX推進担当』と聞くと、
どんなイメージが浮かびますか?

「やはりデジタルの最先端を走る人?」
「生粋の理系、専門家、論理大好き…」
「世界は俺が変えてやる的なキレ者!」

デジタル・トランスフォーメーション。
生まれた時からデジタルの産湯に浸かり、
世界を変革していく人たち…?

島谷 栄伸さんは、その「DX推進担当」です。

ですから私は、勝手に先に
そんなイメージを持ってしまっていたのです。
しかしプロフィールを読むにつれて、
その先入観がぶっ飛んだ!

…どちらかというとアナログ?
「ふてほど」系の昭和な香り?
例えてみるとすれば…寅さん

デジタルの『デ』の字、
セキュリティの『セ』の字も無かった自分。
島谷さんは、ご自身をそう評しています。
そんな昭和の寅さんっぽい島谷さんが、
会社からまさかのDX推進担当を拝命した…!

だが「栄さん」は揺るがない。

むしろこれを機に、自分自身を
「変革」しようと決心した
のでした。
「DX王に、俺はなる…!」
プロフィールには、生い立ちのストーリーが
赤裸々に綴られていました。
まるで一編の映画のよう。
そう、尾道は『尾道三部作』や
『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』で
「映画の街」としても有名なのです。

…その彼のストーリーを、
映画撮影風にリライトしていきましょう。
原作:島谷栄伸。脚本・監督:ライメンいなお。
よーい、アクション!(カチン!)

「…このわたくし、栄伸は、
広島県は尾道市に生まれ、
小中学校は地元で超有名な
不良校にて過ごしました」

暗転する画面。しかし光が差し込む…。
栄伸少年は自ら生き抜くために、
とある処世術を身につけた。

「それは『体を張ったお笑いキャラ』でした」

笑う門にはケンカ起こらず!
誰とでも程よい距離感で付き合う。
そんな栄伸少年は、地元の進学高に入学。
強豪のバレーボール部に入部して、
伸び伸びと明るく過ごすのです。
しかし学業は疎かになり、成績は暗がりに…。

「そんな私を救ったのが、
1年生の頃から面倒を見てくれた恩師です」

栄伸少年、基礎基本から教えてもらう。
本番のセンター試験では何と400点アップ!
見事に香川大学に合格するのでした。

「…カット、カーット!」

え、何ですか? 何か問題でも?

「これのどこが寅さんなんですか?!
寅さんは、学歴に乏しい流れ者、ですよね。
島谷さんは立派な学び者じゃないですか!」

…いや、違う、そうじゃない。
寅さんは地頭、学習能力は
とても高い人だと思います。学び者。

しかし、見事に大学に合格した栄さんの
『第1次「勉強って楽しい」ブーム』は
過ぎ去ってしまいました。
大学では遊びまくった。フーテンの栄さん…!

しかし、ただじゃ転ばないのが
島谷さんの島谷さんであるゆえんです。
入ったサークルでブログ担当に就任。
「『毎日』面白いことを書く」
そんな荒行を2年も続けた結果、
文章を書くことへの抵抗が無くなったとのこと。

ぜひ皆様も、島谷さんの投稿をお読みください。
立て板に水の島谷ワールドが展開されています。
そのスキルは社会人になっても
衰えなかった。いや、増していく…!

大阪・梅田のヨドバシカメラに勤務。

一店当たりの売上世界一の家電量販店!
対するお客さんは、海千山千の大阪者。
浴びるようにクレームを受け続けるものの、
毎日しゃべり続ける。
まさに「べしゃり暮らし」です。

…寅さんも、旅先の露天では
セールストークをべしゃり倒して
相手を笑顔に変え、買わせますよね?
栄さんもそうだったんですよ。
セールストークで家電を売りまくる…!

体を張ったお笑いキャラで生きた小・中時代。
応援団や文化祭でお笑い芸を磨いた高校時代。
二年間毎日面白いことを書き続けた大学時代。
その土台を元に、毎日、しゃべり続ける…。

◆トーク、プレゼンスキル
◆コミュニケーションスキル
◆ストレス耐性、レジリエンス


そういったものが磨かれていった。
『第2次「勉強って楽しい」ブーム』も到来!
誰よりも家電に詳しくなる…。

映画『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』では、
寅さんは何と「僧侶」になっています。
習わぬ門前小僧の経読みとは言いますが、
習わぬ寅さん、見事に僧侶に化けた。
しかし、ついには馬脚をあらわして、
マドンナから逃げ去るトホホな展開…。

この点、栄さんは、寅さんよりも上です。
お経よりも難しい家電のJANコードまで覚える。
出会って惚れたマドンナからも逃げない。
結婚した。子どもも生まれる…!

しかし、ここで人生の岐路に立ちます。

お母さんの容態が悪くなってしまい、
地元の尾道市に帰ることになるのです。
船舶塗装会社に入社。家電とは無関係。

「…すぐに辞めてしまうのでは?」

現場の作業、過酷な環境のために、
最初はそう思われていたそうです。
しかし栄さんをなめちゃいけない。
大阪で鍛えられたコミュ力は伊達じゃない。

「…こんなに早く現場の人と
仲良くなった人はいないよ!」


そう言われるほど人の輪に溶け込んだ。
すっと懐に入り、心を溶かしていった。
寅さんばりの話術、人たらしのスキルが
遺憾なく発揮されたのでしょう。

そして現在『DX推進担当』を拝命…。
『第3次「勉強って楽しい」ブーム』の到来。

寅さんは好奇心旺盛で、全国を旅して、
自家薬籠中のトークネタに変えていきました。
栄さんも同じです。
今度はDXで、明るく楽しく人を変え、
ついには会社を変えていく!
もちろん自らもトランスフォーメーション
し続けていく
ことでしょう。

島谷さんのキャリア、第三幕「DX編」

まさに、これからが本番です。
クランクアップするその日まで…。』

(引用終わり)

興味の出てきた方はぜひ、
『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』の予告編も
下記のページから観てみてください。
尾道のシーンがとても印象的な映画ですよ!↓

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