内定取消・内定辞退、その時あなたは?
『内定』とは、内々に定まった事項。
本記事を執筆している10月の最初の時期では、
就活などで「採用が内々に定まった」
ということを、よく指します。
内々ですので、あくまで
正式なガチガチに固まったもの、
ではありません。
実際に契約を取り交わして、
間違いなく採用する、勤務し始める、
それまでには、まだ道半ばです。
だからこそ「内定式」などを実施し、
その道を舗装しておく組織も
多いのではないか、と思います。
ですが、いくら舗装しても、
道半ばですので、
「内定取消」「内定辞退」、
当然、こういうことは、
可能性としては、あり得ます。
あり得ますけど、すべてのケースで、
双方が心から納得して
そうなるとは言えないのが
採用や就活の難しいところ…。
読者の皆さんの会社(組織)では、
どうですか?
読者の皆さん自身の、
ご経験はいかがでしょうか?
私の経験で言いますと、
「内定辞退」をした経験が、あります。
新卒の頃。
けっこう、辛かったですね。
まだ社会に出たことのない未熟な頃。
内定が、かぶりました。
辞退の仕方も、今から思えば
「そりゃよろしくないよね」という
タイミングでした
(穴があったら入りたい)。
かなり、採用担当の方に怒られました。
働く前から、社会の厳しさ的なものを
ガツンとやられたような感じでした。
就職氷河期時代、
そんな中で内定を出して頂いたのに…。
このことはしばらく、
私の心の中で氷のように
溶けることなく残っていました
(…とはいえ、後から考えれば
やはり辞退した所では働かなくて
よかったな、とは思ったんですが)。
…人事・採用する側から言えば、
できるだけ「内定辞退」は
避けたいですよね。
経営側から言えば、
その人たちが入社して働く、
という前提で色々と動いている。
将来の設計をしていくわけですから、
それを辞退されると、
色んな「玉突き事故」が起きやすい。
特にそれが有能な人材ですと、
悲しかったり憤慨したりもしやすい。
でも、辞退する人に限って
他の会社でも軽々と内定をもらう
有能な人材、というケースも多いです
(私はそうではありませんでしたが)。
…今、ふと書きながら、思い出しました。
「内定辞退」ではありませんが、
新卒入社の頃、入社後の研修時に、
いきなり1週間くらいで辞めた
同期入社の人がいました。
そのせいで「玉突き事故」が起き、
私はかなり最初の配属先・担当が
いきなり変わったんでした。
あの時、その人がすぐ辞めてなければ
将来がかなり変わっていたのでは…。
それはともかく。
様々な人や組織の将来にも関わる
「内定取消」「内定辞退」。
こんな先の見通せない乱世ですし、
SNSで情報も溢れかえっていますので、
「完全にゼロ」には、なりません。
ならないからこそ、
採用する側もされる側もお互いが
不慮の事態に備えて、
できるだけ納得の上で新たな選択肢を
模索していきたいものだと感じます。
皆様の組織や、皆様自身の
「内定取消」「内定辞退」は
いかがですか?
トラブルには、なっていませんか?
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