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「店先で、ピカピカしてなきゃダメなのよ」ヒスイの名古屋日記
今日は「そこに住んでると、気づかないことが多いよね」というお話です。
ヒスイは名古屋生まれの名古屋育ち。
いったん他県へ行ったこともありますが
基本、名古屋文化の中で育ってきました。
だから、気づかなかったことが一つあります。
「愛知県以外で、喫茶店のパトランプ、みたことない!」
まず、この
「喫茶店のパトランプ」というワードが
他県人には理解不能らしいですね(笑)
百聞は一見にしかず。
これです。
おはようございます!本日より光っております!回転灯王国、名古屋の喫茶店リバーでございます。若干回転灯がでかめでございますw#喫茶River #ホリエビル#回転灯 #パトランプ pic.twitter.com/Tem1S3Mz3b
— ホリエビル本館+ANNEX|公式 (@horiebldg) August 3, 2018
え、これ工事中のライトじゃないの!?
とお思いでしょう?
もちろん工事中の場所でも使いますが、
名古屋では、
喫茶店・レストラン・居酒屋などなど
ありとあらゆる飲食店の店先に、あるんです。
ピカピカ回ってる。
これ、「営業中」のライトなんですね。
お目当ての店に近づくと、ヒスイなんかはついつい首を伸ばして
このパトライトが光っているかどうかを、チェックします。
ライトがついている、回転しているときは、営業中。
光っていなければ休みなんです。
これだけのことなんですけど、
よそから来た人は、大抵びっくりしますね(笑)
「なにこれ。なんでこんなもんがいるのよ??」
理由は、ヒスイも知りませんでしたが、
この名古屋密着テレビ番組によれば、
「大通りを走る車から、営業中です!ってのが瞬時に分かるように」というのが目的だそうです。
愛知県は、車社会ですので。
車から認知されないと、お客さんの入りに関わるんだとか。
・・・ほんとか(笑)?
目立ちたいだけじゃないのか?
という疑問も、これを見れば一発解消かな(笑)?
![](https://assets.st-note.com/img/1718115202926-fejA2ReeAR.png)
上の画像は、名古屋の電気工事会社さんのHPからお借りしてきました。
記事を読めば、一発まるわかり。
この工事は
『お客様より、
「看板に設置してあるオレンジのパトライトが回転しなくなった。
自分で取り替えようとしたが、うまくできないので直してほしい。」
とのご連絡をいただきました。』
というオーダーのもと、施工されたものなんです。
ね。
名古屋の飲食店にとっては、パトライトがちゃんと動くかどうかは、非常に重要なんです。
ライトが回転しなくなったら、
「あれ、この店、今日は休みだがや。まーかんで、よそへ行こか」
ってことになるんです。
ちなみに、あいだの「まーかんで」は、
「まあ、あかんで」の名古屋音です(笑)。
大変ですね。
パトライトのピカピカぐあいは、
あきらかに店の売り上げに関わりますね!!
じっさい、新しい店舗が開店するときには
新品ピカピカのパトライトが、元気に回っています!
なんでも2019年の日本全国パトライト売上ランキングは、
名古屋がトップ(笑)。
年間6億円も売れているんですって(笑)
名古屋といえば、喫茶店。
名古屋の喫茶店といえば、パトライト(笑)。
観光にいらしたら、ぜひ見てくださいねー(笑)
ほんと。
この中にいると、絶対気づかないわ。
パトランプが、工事現場でしか使わないなんて(笑)。
名古屋じゃあむしろ、工事現場いがい、のほうがよく見るものね(笑)
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