映画『桜色の風が咲く』
映画『桜色の風が咲く』の二度目を観に行った。
一度目は、昨年、吉祥寺のアップリンク。
今回は、高松のソレイユで。
前回観た時に、多少気になった欠点みたいなものが、今回はすっかり消化出来てしまって、思っていた以上に、泣かされてしまった。
全盲聾者を描いた映画ではあるけれども、障がい者の映画という感じはなくって、もっと本質的に映画であったと思う。
否、もっと本質的に人生であったのかも分からない。
今まで観て、最高だな、と思った映画は、ドキュメンタリーの傑作『ハニーランド 永遠の谷』に変わりはないけど、同じくらいやられている。
至極だから、気楽に観られない、けど、また観たい。
小雪さんも良いけど、田中偉登さんがとにかく迫真で、周りもみんないい役割りをやりきっている。
ケーキと桜が、物凄く特別なモノに想えて仕方がない。