見出し画像

ワクチンを打つかどうかは個人の自由?

(2021年4月6日のFacebook記事。だんだんと遡っています。)

1. ワクチンを打つ、打たないのは個人の自由?それはそうだろう。

2. だけど、ワクチンは個人のためだけじゃなくて集団の免疫のためにも必要なものだからね。ワクチンを打つかどうかが自由なら、それと同じ理屈で、飲食店の自由を止めることもできないよ。飲食店の自由を奪うなら、まずワクチンを義務化したらどうかな。(勘違いのないように、義務化すべきだと言いたいのではないですよ。本音はもちろん、その逆です。)

3. いまさらだけど、「こんな民主主義国家があってたまるか!」という声が上がらない日本社会にはホントーにどうかしている。自由は社会の基本。それを無視するとき、その社会はファシズムと呼ばれる。

4. 東京都において、1月8日より前は、法人単位の時短協力金(何店舗でも同じ額)しかなくて、1月22日より前は大企業には時短協力金がなかったわけで。自由をベースにする社会で???ウソだろう。

5. 1年間我慢してきた飲食店オーナーがもう時短止めますと言っていたら(そういう事例は増えてる)、『どんどんやったらいいよ!』と答えている。一般的に言って、どんな職業でも、仕事を受けないでくださいと言われて我慢できるのはせいぜい1年だろう、その仕事に誇りを持っているならなおさらだ。それが普通。それでいい。

6. 緊急事態宣言を支持しているお年寄りだって自分のことを守ろうとしているのだから、そこを綱引きしても仕方ないよな(そんな歳の取り方はしたくないけど)。まして店に納入している業者さんには時短の補償はないんだから(ここ大事!)、営業しようという判断も大いにありだよね。

7. めいめい自由にやろう。十分な補償と社会からの感謝があると思うオーナーは時短を続けることにしよう。それぞれの判断を、僕は支持するよ。

PS ちょうど1年前の昨年4月に、ブログで、「割りを食う者と食わざる者がいるとき、社会に必要なのは感謝だ」と指摘しました。その考えは今も変わりません。飲食店を悪者にしておいて、感謝は聞いたことがないですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?