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流れに逆らうべし

(2020年8月14日のFacebook投稿より。)

眠れないから書く。午前4時17分。

閉店するというのだ。

親しくさせていただいている飲食店経営者で、当社の潜在的な卸売り先でもある方の、創業のお店だ。
当然、離職せざるをえないスタッフもいる。

これが致死率の高い未知のウィルスのせいならやむを得ないわけだが、はっきり言って、政治の無知と日本人の“空気は呼んでおこう”という性向による人災なわけで本当にやりきれない。で、眠れない。

ビジネスマンとしては、流れに逆らわないでそれに適合した戦略を模索することが正解なのだが、社会起業家を自任しているからには、社会のアホらしさに目が行ってしまってそっから先は思考停止になってしまう。

まあ、第1波でも第2波でもいいけど、死亡者数の低さの報道は皆無と言ってよい。
死亡者の少なさは、高いときよりニュース価値が低いのかもしれないが、経済ダメージでも人は死ぬのでバランスよい政策、そして私たち国民の行動のためには欠かせない情報だ。

それをあえて隠す小池知事は、有権者をバカにしているわけだが、有権者もそれに乗っかって騒いでいるわけだから、まあ、どっちもどっちである。
東京都の死者数が5名/月の病気で、大学が休校になっているなど、狂気である。

大学とは人を救う教育や研究をしている場所のはずだが、東京都内のすべての大学の成果の合計とは、月5名救う程度なのかということなる。
冷静に考えれば、変な話だ。

もしその程度なのだとしたら、大学に公金を投入することに意義はない。
いちおう言っておくと、これから感染者が増えるという論は根拠がないし(東京都の再生産数は1を切るか切らないか)、ワクチンが開発されるまでの我慢とも言うがその予想時期にもまったく根拠はない。

今年、帰省しなかった人は、来年する気なのか?
今年帰省しなかった人は、結核の年間死亡者数を知っていてもなお、昨年は帰省したというのか?

新型コロナは帰らず、結核は帰った。さあ、合理的に説明してくれたまえ!
ま、世の中に合わせておけば問題ない、という説明がほぼ全てだろう(反論お待ちしております)。

三浦琉麗氏が感染症指定のグレートダウンをすべきと述べているが、専門家にも同様の指摘はあり、これを現実の選択肢とすべきである。
1日でも早くそうすることが、冒頭のような店舗もそうだし、教育、芸術、福祉その他の活動へのダメージを少しでも抑制することにつながる。

といって、政治には期待できないので、せっせと外食に行き、観光地にも行くことにしよう。

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